誰も言わないので。「太陽光パネルについて」 | 株式会社Reborn(リボーン)

誰も言わないので。「太陽光パネルについて」

ここのところ「そろそろ太陽光発電を屋根に乗せたいんだけど。」といったご相談が相次いでいます。

先日経産省から原案が発表された”再生可能エネルギー発電の買い取り価格(案)”、皆さんも新聞などの報道でご覧になったかと思います。太陽光はソフトバンク孫さんの意向通りの42円/Kwh。「結構高く買ってくれんだな金額=KTKK」で電力会社が買い取りましょ!ということ。

皆さんが今お使いの電力は、いくら払ってるか知ってますか?料金プランや使う量にもよりますが、おおむね昼間は24円とか25円/Kwh、深夜は8~9円/Kwh、とされています。

っていうことは、太陽光をはじめ、再生可能エネルギーはめっちゃ高い!発電させるために必要な機械や設備が高い、ということであります。太陽光発電にいたっては電力会社が42円で仕入れ、24円で家庭に売る、というとんでもない赤字になるのですね。まあ、そうはいきませんから、電力そのものを値上げしたり、全顧客にまんべんなく負担をしてもらう、ということになっているのですが。

脱原発という方向性がはっきりしている今、そのことに反対を唱えるつもりは毛頭ありませんが、どうもあやしい空気が漂っているのでは、と貧乏人は思ってしまいます。太陽光発電を乗せることができる余力(貯金)のある人は、余った電力を42円で買い取ってもらえるのでOKなのでしょうが、吸い取られる方はたまったものではありません。しかしそうしないと原発はなくならない、電力は不足する。結果貧富の差は拡大する。エネルギーを生み出すあるいは所有しているものが完全に有利。

以上愚痴です。

以下本題です。

太陽光発電パネルを既存の屋根に乗せる場合、結構な確率で雨もりが発生します。メーカーで施工指導された代理店制度を設け、10年保障とうたっていても、結局は人のやること、100%安心ではありませぬ。屋根葺き職人が絶対に雨もりさせまいと丁寧に葺いた屋根に、ガジガジっと、ビスでたくさん穴を開けるのだから当然のこと。特殊パッキンやコーキングを用いてもミスは発生する。

新築の際に設置するのであれば、屋根に穴を開けない工法も採用できますが、既存となるとそうはいきません。10年後に雨もりしたらメーカーの保障はつきません。誰が責任をとるのでしょうか?

そうです、工事を発注した建築主です。覚悟しないとあきまへん。

まあ、これだけ電力不足が懸念され、太陽光発電がすばらしいことだとコマーシャルされてしまえば負け犬の遠吠えに過ぎませんが。

家庭には家庭なりの節電や省エネ手法がいろいろとあります。

内窓を付ける。断熱材を付加する。省エネエアコンに交換する。冷蔵庫を買い替える。暖房を薪ストーブに切り替える。LED照明に交換する。自転車通勤にする。いろんなことを我慢する。

あれこれ考え、実践をみなさんもしているとは思いますが、

「自分が得をするから」、という気持ちを極力おさえ、

「子孫のため、地球のため」、という気持ちになって下さい。

太陽光パネルをのせるだけのお金があるんだったら、まず断熱、まず省エネをしたうえで。覚悟して。


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