老後に備える | 株式会社Reborn(リボーン)

老後に備える

長野市T様宅を訪問しました。11年ほど前のポスト&ビームです。

T様のお父様は96歳でご健在とのことですが、車いすを使っています。今は息子であるT様が介添えして段差を克服していますが、ご自身の行く末も見据えつつ、「生涯自宅で暮らせる家」を、元気なうちに整備したい、とのご相談でした。



駐車場から玄関ポーチへは1m近く高低差があり、スロープを新設するスペースも計画できません。電動リフトなどとの併用も検討されなくてはなりません。

 

 

 



自走で車いすを運転させようと思うと、スロープは1/10以下程度が理想です。1mの距離で10cm。

つまり1mの高低差だと10mの長さのスロープが必要になります。

 

 

 



考えられる1つの方策は、デッキを一度解体し、その材木を利用してここにスロープをつくるというもの。

この掃出し窓から入るのではなく、向こう側の玄関ポーチデッキへと続くスロープです。約40cmの高低差なので、約4mのスロープです。

 

 

 

 



このようなイメージを提案させていただきました。あとは玄関ポーチから1階の床までの約30cmの段差が問題になります。比較的ゆったりとしたスペースがあれば、やはり車いす用の電動リフトがよさそうです。市場では30万~50万もする代物ですが、多少は市町村で補助金が出るようです。

ご周知のように、日本は過去に類をみない高齢化社会に突入していきます。介護施設もなかなか入居できないと聞きます。国も各自治体も高齢者ご本人の多くも、「在宅介護」、あるいは「自宅で最期を」を目指しています。私自身もいつかそうなる時が来るのだ、ということを自覚しつつ、住宅に関わるものとして何ができるだろうか?と考えています。

 



緑のカーテンもいい感じです。

Tさんは自給自足を目指して、農業をされています。

薪ストーブあり、井戸あり、です。すごいなぁ。

 

 

 


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