秋田遠征レポート | 株式会社Reborn(リボーン)

秋田遠征レポート

27,28で秋田県は能代市に行って参りました!

能代と言えば西方設計さん^^

そう、新住協東北セミナーが開催され、「西方設計自邸」および、池田邸の見学会を行い、

ある意味その評価を、身内同士で評価しちゃおうではないか、という感じのセミナーです。

西方邸へは、今年4月、タニタハウジング(雨樋とか屋根などの板金メーカー)主催の見学セミナーが開催され、ぜひ参加したかったのですが、スケジュールが合わず断念していました。

知っている人にとってはおなじみの、

Exif_JPEG_PICTURE秋田杉の赤身材を使用した杉(=秋田なまはげ杉、と呼ばれています(笑))が外壁に張られています。

縦張りで、幅は90㎜程。厚さは20㎜程。

スノコ状に、間隔を1cmほどあけて、正面からステンレスビスで留めいています。

塗装は、ウッドロングエコ

最初からビンテージな感じを醸し出します。

私も10数年程前、自邸を建てる際に使用しました。

知る人ぞ知る、なんともとらえどころのない塗料だと思います(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE

外壁は当然グラスウールで付加断熱されています。

窓引っ込み納め。

木の外壁でどうやって納めるのか関心がありましたが、

意外とシンプルに納めています。

いや、シンプルになるよう計算されつくしている、のかもしれません。

壁の厚みもなまはげ板が張り巡らされ、窓台となる部分は板金で。

板の幅(ピッチ)に合わせた窓の配置。流石です。

 

Exif_JPEG_PICTURE外壁の板はざらざらしています。

外部には基本的にざらざら仕上げしか使っていませんでした。

防水シートはドイツプロクリマ社の黒い透湿防水シート(クワトロ、と僕らは呼んでいます)

が貼られています。

よく、この通気層(というのかな?)に蜂の巣ができないか、という質問がありますが、以前私もどこかで書いたように、

そういうことは自然界では当然のように起こるのですが、それを受け入れる人でなければこういう外壁は作れません。

「外壁材」ととらえずに、「外壁をカバーするもの」と考えてください。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE南面は、70%以上がガラスです。

日射は外付けのブラインド(もちろん電動)で制御されています。

カーテンはありません。

このコントロールを、いちいちできるか、西方さんの奥さんはどう思っているのか?

そのあたりがセミナー上で議論になりました。

秋田県は冬、日射が非常に少ない場所です。

日照が非常に悪いため、(なのか分かりませんが)自殺率が全国でもトップなんだとか。。

 

Exif_JPEG_PICTURE5間×4間のシンプルな総二階に、玄関ポーチがポコッと出たプランです。

ガルバリウム鋼板の立平葺きで、シンプルに屋根と壁を一体化しています。

西方邸は比較的密集度の高い住宅地でした。

そんなところに大型バスが6台も!

入れ替わりたちかわりで全国の断熱マニアが勢ぞろいしている感じです。

 

Exif_JPEG_PICTURE室内は天井のラインがインパクトあります。

普通にフィニッシュという細い釘で留めてありました。

これも、割り付けが大変なはず。

出来てしまえはなんてことないわけですが、

照明器具やレンジフードなど、機器との取りあいを考えてわりつけないと、です。

西方さんは、「当面死なないために」この家をつくったんだそうです。

隣に自邸がありましたが、やっぱり寒くて暗い、んだそうです。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE真ん中が鎌田先生。その横に家主の西方さん。

その間には、なんとランバーテックの丸山さん^^

長野から一緒にみちのくを共にしました。

リモコン制御でブラインドの羽根の角度を変えて、家の中にどんなふうに日射が入るのか。

真っ暗からギンギンを、ボタン一つで操作できるのはやっぱりすごいです。

天井に反射させる。道路からの目線をこのくらいなら見えないんじゃないかとか、

いくらだったとか、掃除はどうするんだとか・・・

 

Exif_JPEG_PICTURE紙面や画面上では到底得られない情報の宝庫で、非常にためになったセミナーでした。

「イタダキっ」どころも随所にありました^^

先駆的な取り組みができる西方さんがうらやましく思います。

 

もっといろいろレポートしたいこともありますので、この続きは今月発行予定のリボーン通信⑫号で!

 

2017.7.1 Reborn塩原(なまはげ度100)

 

 

 


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