秋田遠征レポート② | 株式会社Reborn(リボーン)

秋田遠征レポート②

先週、新住協の研修で秋田県能代市に行きました。

先日の秋田レポート第①弾は西方さん自邸でしたが、今回は10年前に新築したキューワン住宅の池田邸について。

同じく新住協の古参、池田建築のお嬢様のご自宅です。こちらも能代市内。

Exif_JPEG_PICTURE5間×4間の総2階建て+ガレージという構成です。

設計は西方設計。

ドイツの香り漂うご覧の外観です。

外壁の板にはRebornでもおなじみのプラネット、ウッドコートが塗られているそうです。

西方さんはプラネットが実はごひいきなんだそうで、新住協の会員にはオスモさんが加盟しているのですが、

だからと言ってオスモカラーを使う必然性はないのです。

窓はガデリウスのエリートフェンスター(トリプルガラス)

 

Exif_JPEG_PICTURE北側接道なので、ガレージは当然北側に。

玄関もそれに続くように北入りです。

おそらく鉄骨造だと思われますが、2台並列駐車で無柱、折半屋根です。

 

プラネットウッドコートの「グリーン」色だと推察。

10年間全く再塗装していないそうです。

ちょっと落ち着いたこの感じ、グッドです^^

 

Exif_JPEG_PICTURE鉄骨も丁寧に杉の羽目板で囲われていました。

ここは言わずと知れた豪雪地ですから、梁のHがでかい。

私がこの家に到着し、まず最初に目に飛び込んできたのはこのでっかい梁でした。

大きな部材に人はやはり最初に目がいく、ということなのでしょうか。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE外壁は秋田杉ざらざら仕上げの大和張り。

縦ストライプ柄がすっきりとした、シュッとした感じ。

外壁は付加断熱ではなく、室内側に壁をふかす手法を採用。

間柱2”×10”(235㎜)で、高性能グラスウール16K品 100㎜厚を2枚と、その間にサンドイッチする形で、グラスウールボード35K30mm、合計230㎜が外壁の断熱構成。

屋根は高性能グラスウール16K 400㎜厚!

スティーベル熱交換型1種換気

暖房はまきストーブ(クラフトマン)

Q値=0.64は、10年前に「よくぞそこまで!」といったところでしょうか。

 

Exif_JPEG_PICTURE外壁南面の左右には、板を黒く塗装し、単板ガラスで覆った、いわゆるソーラーウォーマーが。

現在はマツナガさんが「ソーラーウォーマー」という商品を発売していますが、おそらくそのハシリとなった原型だと思います。

マツナガさんんも当然ながら新住協の会員です。

ガラスと板の間の空気が温められ、室内側の引き出しを開けると温風がでてくるという、アナログ式暖房機です。

 

Exif_JPEG_PICTURE室内2階にはこんな引出し式の吹出し口がついています。

晴れた冬の日中は結構高い温風が出てくるそうで、暖房費節約の一助になっているそうです^^

現在発売されているマツナガさんのソーラーウォーマーは、太陽光発電パネルが内蔵されており、省電力のファンが付いています。

パッシブと呼ぶには微妙なところですが、こうした太陽エネルギーを取り込むことに意味がある建物の断熱性能なのだ、それこそがキューワン住宅の目指すところかもしれない、と感じました。(パッシブハウスの理念のようになってしましましたが)

 

Exif_JPEG_PICTUREマキスト上、吹抜けです。床もスノコ状になっており、輻射&空気の対流を促す工夫がなされています。

まきストーブ入れるにはやっぱり吹抜けが必要ですよね^^

ちなみに先ほど、室内側に壁を増やして230㎜断熱していると書きました。

その後新住協では、やはり室内の面積が狭くなってしまい建築主の了解がなかなか得られない、という理由が大きく立ちはだかり、基本的には外側に付加してゆきましょう、という方向性になりました。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE約150人の玄人が入れ替わり立ち代わり、一気に見学。

みなさんツボな部分ばかり話題にしていました。

機械で省エネ性能を高めようとすると、導入後10年ほどすると機械寿命を目前に一気にガタ落ちしますが、

無機材グラスウールやロックウールを用いて断熱を厚くとっておけば、性能はほとんど落ちません。

(ウレタンなど発泡系断熱材は、年月とともにかなり断熱性能が落ちてゆきます)

性能の経年変化を見る指標のひとつ、隙間相当面積C値は、10年前が0.1(( ;∀;)スゲッ)、最近の測定で0.2だったそうです。

2017.7.6 Reborn塩原

 

 

 


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