枕木はいったい何年もつのか? | 株式会社Reborn(リボーン)

枕木はいったい何年もつのか?

夕立ちスコールです>_<

突然やってきました!

ムシムシします泣

べたべたします泣

いよいよ本格的な梅雨かもしれません。

みなさんお昼の弁当の保管は気を付けましょう(‘ω’)

 

昨日長野市篠ノ井でデッキポーチの改修をしました^^

築13年経過しましたが、やはりデッキの改修は10~15年が目安となるようです。

DSCF6353根太(ねだ)と呼ばれる床組みの骨材の上面は御覧のように腐れが進行していました。

この材は当時CBウッドと呼ばれ、ツーバイ材に防腐処理されたものです。

ツーバイ材は一般にSPF(エスピーエフ)と呼ばれ、Sはスプルース(和名トウヒ)・Pはパイン(赤松)・Fはダグラスファー(米松)の混合材を指します。

この3樹種のうちいずれかが製材され、何が来るかはお楽しみ、という混成材です。経験上はほとんどがパインですね。北米または欧州産の外国材です。

パインは松脂成分が木に含まれ、構造的に粘りがある材ですが、それゆえ、塗料や防腐材などの塗料がほとんど中まで染み込みません。

CBウッドは木の表面のみ防腐材が塗装されたデッキ用の材でした。

DSCF6354柱の根元も食われていました。おそらくシロアリか黒ありでしょう。

この程度はどのお宅のデッキでも起きていると想像します。

またシロアリの場合は、デッキから侵入し、建物の土台や柱まで進行する場合もあるから注意が必要です。

しかしシロアリさんを完全に毛嫌いしないでください。

彼らは木や根などを食し、おがくずなどにする働きを地球上で担っています。

おがくずは土壌養分となり、植物の生育を促進します。植物は木となり、材木となり、果ては私たちの家になります。

野菜や山菜は食料にもなります。

また空気中の二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。

DSCF6377つまり我々は、彼らなしに生きてゆけないのです。

これ、本当の話です。

今回デッキの改修にあわせて、花壇やアプローチの段差に枕木が使われ、おおよそがパフパフしてきましたので、作り直そうということにもなりました。

枕木はかつて鉄道の線路の下に用いられていた中古材でしたが、その素朴な風合いから、外構資材として人気沸騰!

腐れや水に強い”栗”などの固い木がもともと材料として使われてきましたが、材料不足により、輸入されたものや、樹種は問わずクレオソートやコールタールでメタンコ塗装されたものが今日では主流です。当時は、白ありちゃんもこれなら来ないだろうということで、私の知る限りでは1990年代から一般住宅にも盛んに外構材として使われてきました。

しろあり、を知らない人のための動画(YOUTUBE)【閲覧注意!あわわの画( ゚Д゚)】

 

DSCF6379これまで枕木で作られていたアプローチ階段の段鼻材も、交換しました。

ご存じ長野県杉にACQ加圧注入材です。

ACQ材は歯磨き粉程度の毒性で、人体にはほとんど影響がないそうですが、シロちゃんにとってはしんどい薬液です。

ためしに先ほどの大群にシュッと霧吹きでACQをかけると、それまでモゾモゾいそいそと動いていたのがぴたっと止まります。

念のためただの水をシュッと吹きかけましたが、むしろ喜んでいるようで、さらに急ぎ足になるばかりでした><

 

DSCF5180DSCF6387雰囲気はやはり枕木には勝てませんが、永く使おうとすればやはり杉ACQ加圧注入になっちゃいますかね~( ;∀;) (見比べてみてください)

あまり太い材料は、中までなかなかACQが染み込まないので、幅はあっても厚みは薄い(5cm以下)ものの方が腐りにくい(食べられにくい)です。

現場でカットした切断面もACQ材を染み込ませて用いるようにすればさらにグッド。Rebornでは霧吹きにACQ材を入れて大工さんに渡し、現場で切った面は必ずシュッとしておいて、という風に管理しています。

枕木で外構を、と考えている方はぜひもう一つの選択肢も考えてみてはいかがでしょうか?

 

DSCF6389-2色は次第に茶褐色に変化します。再塗装の必要はありません。

もちろんよく乾燥させたのちにオイルステインなどで塗装をしてもOKです。

しかし塗装は塗装。歩くところだけが剥がれたり、変色してゆきすので後々また塗装をしたくなってゆきます。

デッキに用いるビスはすべてステンレスを用いましょう。ACQは鉄を錆びさせます。

ご希望の方は少し納期がかかりますが、無色透明のACQもございます。

無色だけにどこまで注入されているか見分けがつかないので、他の材料と混ぜないように管理することが肝要です。

 

IMG_2629露天下のウッドデッキは必ずACQ材を使用しています。

材料代としては倍くらいになってしまいますが、施工手間はかわりません。

耐久性は3倍。さらに新築時&数年毎にも塗装をしない、という判断ができますので、初期費用の差額としてはそれほどになりません。

「デッキは塗装しないとすぐだめになる」

というのはある意味迷信で、たとえ毎年のようにこまめに塗装をしていたとしても、木口やビス止め部や床板表面の割れなど、塗装ができないところから腐ってゆきます。

「2、3年毎に塗装してきたんだけどなぁ~」

「当時奮発して、この板、ひのきなんだけどな~」

「ウッドデッキはメンテナンスがたいへんだからやだ」

・・・エトセトラ・・・。

まぁそういわずに、長野県の木でデッキライフを楽しもうじゃないですか!

※長野県にお住まいの方は県の助成金を活用する手もありますので、お気軽にお問合せください。

✉shiohara@reborn-nagano.co.jp

この材を用いると、わたしたち建築業者は改修のサイクルが大幅に鈍化しますので「収益性」という観点から、あまりおすすめできていないのかもしれません。

しかしRebornではオリジナル商品であるグリーンラックや木製物置=木っとハレルヤ、木製駐輪場=木ちゃり庫でもACQ加圧注入オプションを設定しています。

約65%のお客様がこのオプションを活用しています^^

2016.6.11 ながもちウッドデッキ推進派のしおはら


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