板金屋根の雨音問題について一案 | 株式会社Reborn(リボーン)

板金屋根の雨音問題について一案

「フラットルーフ」をご存知でしょうか?

直訳すれば平らな屋根、ということになりますが、

建築におけるフラットルーフとは、真っ平らな屋根だけでなく、0°~10°くらいの勾配までの、とってもゆる~い勾配の屋根のことをそう呼んでいます。

すっきりデザインでまとまる

屋根の上にベランダなどが作りやすい

雪が落ちないので安全だったり、雪かきをしなくてよい(かも)

 

塩原邸の写真 150これは我が家のフラットルーフですが、実験的に、本当に真っ平らに作ってみました。

つくる側からすれば、骨組みが大変分りやすく、納まりがやさしい、と言うことができます。

雪が当然落ちにくいので、積雪荷重をちゃんと見ておかなくてはなりません。

 

DSC_0018自邸での実験の結果から、

真っ平らな屋根には雨水が5mm~1cmほど屋根の上に残る、ということに気づきました。

まあ、すぐに乾くといえば乾くのですが、やっぱり2%程度以上は勾配をつけるべきだな、と感じます。

ちなみに、そんなゆる~い勾配の屋根は、

瓦とか、スレート、それに横葺きの板金屋根は雨漏りがするのでだめで、

こういった立平(たてひら)葺き、というのが一般的です。

 

しかしこの屋根には弱点があります。

そうそれが表題にあった、「雨音」の問題なのです(>_<)

防音のためにシージングボード(木の繊維が集まったボード)なんかを貼ったり、断熱材としてグラスウールやロックウール、それにセルローズファイバーなんかをけっこう入れるんです。

人によって感じ方は異なりますが、大粒の雨なんかが降ると、やっぱり板金の屋根は防音性に劣ります。

IMG_1212そこで今回、考えに考えて対策してみたのがこれ!

そうです、デッキ材なんかで使うACQ加圧注入した木材(露天下30年程度の耐久年数)を、

大胆にも屋根の上に斜めに並べてみました。

 

IMG_1208作り方はけっこう簡単そうに見えますが、けっこうたいへん。

2”×6”程度の木材(これももちろんACQ加圧注入加工品)をギザギザに加工し、

 

 

IMG_1209屋根のうえに並べます。

屋根面とは、基礎パッキンをかまして(裏からビス止め)浮かせます。

固定方法が問題になりますが、雪止め金物をうまく利用しましょう。

 

 

 

IMG_1214斜めの角度は30°に設定しました。この場所は南に面しており、比較的雪が少ない地域なので、雪が降っても溶けてくれることでしょう。

いや、そう願います。

 

 

 

 

IMG_1211これで雨音は相当軽減できることでしょう。

問題は雪が降った際にどの程度早く溶けてくれるか、

凍ったりして木材が破損しないか、のあたりだと考えています。

う~ん、こんなことやってるのは日本でも私くらいなんでしょうかね~><

太陽熱集熱パネルなんかを載せると、それはそれでまたいいのかもしれませんが。

 

しおはら

 

 


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