旦開
なんて読むか分かりますか?
「あさげ」って読むんです!
長野県の南端、阿南町・旦開木材(株)さんを訪れました^^
80年以上も続く老舗の材木店で、昭和32年に
旦開村は阿南町として合併し、現在は阿南町大字新野(にいの)という地名になっています。

実は今年の秋、松本市で新築住宅を建てる建築主Kさんの実家が、この旦開木材の近所なのです。
もうどれくらい前の事なのでしょうか?
ここ新野に学校の先生として赴任してきたその後Kさんの奥さんになるY子さん。
旦開木材の社長いわく、「あのふたり、ここでデートしたたぞ」って言ってました(笑)
本当でしょうか?( ;∀;)?

お店の中を覗くと、およそ材木屋さんとは思えない、なにやら雑貨屋さんの様相。
聴けば地元大工さんの奥さんが趣味で作っている雑貨や小物、
知り合いの木工品や絵画をここで展示、即売しているのだそう。
ちなみにそういった雑貨屋さん的な看板はいっさい出ていません。
事前に場所を知るためにグーグルマップを検索しましたが、
ストリートビューを見たその時すでに、
「おかしな材木やさん」という印象は、正直ございました。
しかしここまでとは・・・汗
さりげなくヒノキの超巾広無垢フローリングなんかが張ってあったりして、
ここらへんはヒノキか杉しか基本的にないそうです。

この方が社長の猪切(いぎり)さん。
独特のワールドをお持ちでらっしゃいまして、事務所にはニューヨークタイムズ(新聞)が。(チョウカンヲコウドクシテイル)
いるんですね、やっぱりこーゆー所にはこういう人が。
話は戻りますが、建築主のKさんとY子さん。
ここでデートを重ね(?)、めでたくその後ご結婚。
いつか家を建てるなら旦開木材の木で、ということになっておりまして、
いよいよ図面が出来上がったということで、躯体加工の打合せで塩原がやってきた、
そういうことなのであります。

材木加工の打合せは15分程度であったでしょう。
天然乾燥により桟積みしてある材木を見、
雑貨店の中をめぐり、
社長がこよなく愛すBMWのアンティークなバイクを眺め、
最近ピッチャーデビューし、なかなかストライク入らないからと、ソフトボールのピッチング練習場でストラックアウトを行い(塩原が!)、
結局、買い物をして帰ってきました(笑)

ホオノキを切り出した木のお皿×5枚。
猪切社長の知り合いの
宮島覚さんという方の作品です。
カワゆい!
唯一無二ですね( ゚Д゚)

無塗装かな?
自然オイルで塗装してみようと思います。
朴葉味噌(ホオバミソ)ってご存知?
ホオノキってけっこういい感じですね。珍しいと思います。
それにしても安すぎないか~?

ついでにというかこれまた衝動買いで、椅子を一脚購入。
パラシュートで使う紐で座面が編まれて、硬すぎず柔らかすぎずで、色といい軽さといい、抜群だと思います。
(座ってみたい方、欲しい方、塩原までご一報ください)
今年の小学校の新入生は1名だったそうです。
うむむ・・・
2019.6.11 Reborn塩原