太陽光発電の陰に隠れて、なかなか日の目を見ない太陽熱を直接温水にして利用する方法。
以前からおつきあいのある、長野市の信越ビーアイビーさんをたまたま訪れた際、デモ運転していました。循環ポンプの動力用DC電源は、太陽光発電パネルを利用しています。
太陽の熱エネルギーを直接受け止め、水をお湯(ぬるま湯)にして、ボイラーで使用するエネルギーの軽減を図ります。
いつもにこにこTさん。丁寧にご説明いただきました。
仕組みはいたってシンプルです。太陽の熱で温められたガラス瓶の中(透明ガラスでできたトンネルをイメージしてください)を、銅製パイプが縦断し、そのパイプの中に水を入れ、長い距離走らせる。トンネル入口では冷水でしたが、出口近くになると20℃~50℃くらいになっちゃう。ぬるま湯~あちっち湯を、給湯ボイラー経由で家の中に通しましょう。結構な省エネになることでしょう。
熱は熱で利用するほうが、わかりやすいし、モアエコだと思います。
比較:太陽光発電 素子によりDC発電→パワーコンディショナーという機械によりAC電気に変換→余った電気は送電線を通じどこへ??ものすごいロスなのですよ。