1/23、飯山市のOB宅を久しぶりに訪問。
4年前に古民家の一部を断熱改修いたしました。
今年は雪が少なく、この日もこの時期には珍しく空は晴れ。
例年だと2階の窓くらいまでは積もってしまうのですが、積雪は50cm程か。
このくらいだと「ぜんぜんない」という表現になるのですね(笑)
飯山は豪雪地ではありますが、気温はそれほど下がりません。
こういう場所はうまい米ができるはずです( ^)o(^ )
内装の杉板はオレンジ色を帯び木の家の風格を増している感じ。
無垢板は、割れたり反ったりは多少ありますが、
時間が経った後、こうして見ると、
「やっぱりいいなあ」
と改めて思うわけです。
オーナーのYさんも断熱の力にはとても感動してくれており、
「結婚できたのも、この時の断熱リフォームがあればこそ^^」
とうれしいことを証言してくださいました。
カウンター越しにふと樹脂サッシを見ると、
電力なし、天然冷蔵庫が。
「ドレーキップ窓」と言いますが、内倒し・内開き、
という2パターンの開き方をする窓なのですが、
この内開きの機能を利用して、冬はまさに冷蔵庫の扉に。
キンキンに煮えたビールがずらりと並んでいるだけですが、
かなり贅沢な気分にさせられます。
外側の囲い具合によっては、
野菜や漬物なんかもいいかもしれませんね。
薄い断熱材を張り込んだボックスをつくって、
冬は窓の外に引掛けて取り付ければ、
どうでしょう、
電力いらずの冬用冷蔵庫の完成です^^
こうして暖かい家に暮らすと、
いろんなアイデアも湧いてくるというもの。
ログファイヤーなる丸太のろうそくもYさんのアイデアで着火しやすくなっていました。
昔から樵(きこり)さんは山で使っていたそうですが、
丸太にザクザクっとチェーンソーで溝を入れて、
このくぼみに炭もしくは着火剤を置いておくだけで2時間も灯し続けるというから驚きです。
NPO法人フォレスト工房もくりのHPより画像を借用。
BBQの際、あるいは焚火会などで活躍しそうです^^
この画像をみると、けっこう勢いよく燃えている様子。
神社やお寺の松明(たいまつ)のような使い方もできそうですね。
ログファイヤーは通販でも販売しているそうです。
焼け残りの姿もけっこう神々しいのがあります。
灯油やガソリンも燃えやすい物体ですが、木が燃える様、っていうのは、ある意味幻想的で美しい。
その燃え尽きたこの姿も、また芸術品の様相ではあるまいか。
電気的生活がこの国にやってきてまだ150年。あまりにも当たり前に使っているわけですが、それより前はこれしかなかったんだから、、、すげーな。
2018.1.25 Reborn塩原