なんだか気候が変なお盆休みでしたね。
休日前に比べ、あまりにも涼しく、適度な湿度。
「30年前はこれが普通だったよね~」などと、わたくし塩原は、松本市と長野市の実家へ行き、
体を休め、高校野球を中心に四方山話をし、どっぷり家族と過ごすことができました。
休みに入る直前、千曲市で建築中、もうすぐ完成の家を覗いてきました。
(施工:坂田木材(株))
内外、仕上がりの確認を。
大きな吹き抜けをリビングに持つ、木の香りがとても濃密なS様邸。
白い3枚羽のシーリングファンは、Sさんらしさが出ています。
1階は珪藻土左官塗り仕上げ、2階はクロス仕上げなので、吹き抜けの中間で見切っていますね。
吹抜けの照明器具はいつも悩ましいところ。壁付けのホワイトブラケットでした。
吹抜けに面する、2階のホール。
”手すりこ”がずらり。ぴしっと、カシッとできていました^^
手すりは冬場、最高の物干し掛けになり得ます。
布団だって、シーツだって干せます。
音は筒抜けですが、これぞまさに一体館、って感じです。
さすが材木屋さんがつくる家だけあって、いたるところに無垢板が。
洗面脱衣室はひのき尽くし。
住み慣れると感じなくなってくる木の香りですが、
ヒノキはけっこう香り続けます。
杉やパインはあまり香りを出し続けません。
新築できたての時は結構香るのですが、香り成分がもともと少ないのか、住み慣れて感じなくなるのか。
こちらのお宅では、洗濯干し専用ルームがあります。
ここもやっぱりHI-NO-KI
ぜいたくだわあ~
パネルヒーターによる全館暖房。
Ua値=0.41
年間暖房用灯油消費量は780㍑と試算されています。
1㎡あたり6.2㍑。
次世代省エネ基準仕様だと約9㍑/㎡ですから、かなり優秀な省エネ性能を具備しています。
トイレは腰壁仕様になっていました。
写真ではすご~く細長いように見えますが、畳1枚分です^^
トイレの床や内壁はどんな素材にするか、
皆さん結構迷って決めてますね。
尿の飛沫、ファールボールは、この狭い空間では非常に掃除がしにくくなります。
かといって「汚れが目立たなきゃそれでOKなのか?」
という疑問もわいてきます。
清掃性という点ではビニール素材のものの方がいいように感じるわけですが、ま、ま、それだけじゃない。
トイレにはリラックスしたり、考え事をしたり、唯一「まるっきりひとり」になれる場所でもあるのです。
某メーカーは「レストルーム」と位置付け、高級便器も最近は売れ筋なのだとか。
外観はやや和風か。
ディプロマット屋根
西洋しっくい(プラネット・クイック&イージー)左官仕上げ
軒裏はパイン羽目板
で彩られています。完全に洋素材で固められているはずなのですが・・・。
敷地が広いので外構も楽しみ。
8/26(土)、27(日)で完成見学会です。
詳細はこちら、坂田木材HPへ
2017.8.17 Reborn塩原(ハラマワリ860)