他社薪用パイプラックに屋根をつけてみた | 株式会社Reborn(リボーン)

他社薪用パイプラックに屋根をつけてみた

いやはやお寒むぅございます。これじゃあ、なかなかタイヤ交換が出来ませぬ。

本日も、グリーンラックの組み立てにいそしんで参りましたが、よくあるパイプ式の薪用ラックに「こっちも屋根をつけてよ、塩原さん!」とのご相談をいただきました。

屋根のないデッキに置かれている、パイプ式のラック。通常¥12.000前後で流通しているらしいのですが、屋根がないとなると、このようにシートを被せているのでしょうね。巾約2.4m、 30把程度が収納できます。



ということになりまして、どうしたものかと考えたあげく、得意としているグリーンラックの屋根製作をそのまま応用できることを思い付きました。

 

 

 



まずこのようなフレームを作り、ブチル両面テープを桁上に貼った後、板屋根を貼っていきます。グリーンラックと同様の方法です。

 

 

 

 

 



屋根の板は、安価に購入できる杉の野地板(のじいた)です。左右が均等の割り付けになるよう、中央から貼っていきます。

 

 

 

 

 



野地板が貼り終わり、丸のこで、軒先を通してカットしました。この状態で、アスファルトシングルやトタン、ポリカ波板を張ってもいいかと思います。

 

 

 

 

 



グリーンラックとデザインを揃えるたね、今回は、釘止め部に防水パッキンを張り付け後、押さえ棒を取り付けています。グリーンラックと同じやり方です。

 

 

 

 

 



塗装をぱぱっと済ませ、パイプ式薪ラックにのせました。お、けっこうイケてますね。

 

 

 

 



横殴りの雨は当然防ぎきれませんが、これなら、かなりの雨露は防げそうです。

 

 

 

 

 



パイプフレームと屋根は、水道配管などを固定する金具としました。ホームセンターで数十円で売っています。

これで固定はまあ大丈夫でしょう。

ただしまだけっこうグラグラしますよ。

 



掃出し窓から薪をひょいっと室内に持ち込む。

理想的ですね。

屋根付きのデッキとすればなおいいのですが。

ちなみにこのデッキの手すり工事も担当させていただきました。

 

 



手すりをつける前はこんな感じだったんですよ。ちょっとさみしい。落ちる危険性もあり。

手すりがないデッキも素敵ですが、手すりがあると「間」が生まれますね。

 

 

 



広い庭ですねぇ~いいですねぇ~。グリーンラックも近々満載になるでしょう。

目隠し的グリーンラック11間です(550杷程度の収納=約1年かな)。

 

 

 

長野県の一般住宅での年間(冬)薪使用量は当社アンケート調査によると300~900杷と、かなりばらつきがあります。これは生活スタイル(暖房する時間の長さ)や、家の大きさ、断熱性能、焚く薪の樹種や乾燥度合いなどがさまざまで、統計がむずかしいところです。

今後薪ストーブを主暖房で用いる住宅においては、断熱性能をQ値ではっきり建築主に示し、それに対して全館暖房24時間18℃設定の場合の年間薪使用量を、設計段階から提案していく必要があります。当然樹種によっても違いがありますが、必要KWやcal(カロリー)などを薪の発熱量で割ることにより簡単に算出できると思います。

あとは薪を乾かす場所が敷地内にあるかないか。ある方はグリーンラックを。ない方は宅配サービスに頼るほかなさそうです。

とにかく薪は乾燥が命です。

(乾いていないと熱が出ない。ストーブ本体・煙突が傷む。煙突掃除が大変になる。屋根が錆びる。近所に木酢液の酸っぱい臭いをまき散らす)


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