昨年秋から温めてきた計画、中野市B様邸リボーン。
Rebornが設計監理を担当する、長期優良住宅化リフォーム推進事業にエントリーし、補助金を100万円ほど税金から頂戴し、ついに8/29工事スタートしました。
ちょっとやばい写真では( ;∀;)
と思ったのですが、単にほこりですから!カビくさいにおいが鼻をつきます。
最初は既存の天井と床の解体です。
全体としては耐震と断熱を同時に改修し、間取り変更、さらに水回りをすべて更新するといった壮大な計画です。
床下や屋根裏は当然調査済みですから、私にとっては、「ああ、そうだったそうだった」という風景があらわになりました。
さすがにBさんは驚いていましたね。きっと複雑な想いもあったでしょうが、「こんなふうになっているものなのか?」
っておもっていることでしょう。
よくある南側下屋のガラスばっかり広縁。
これもやはり耐震性に問題があり、今後、耐震に効く壁をつくることになってゆきます。
「暗くならないか?」
毎度のことですが必ず聞かれます。
ガラス面積が減るので当然採光面積は減るわけですが、内装を白系で仕上げ反射光をもらうことでカバーできます。
冬はずっと閉めっぱなしだった雪見障子も完全撤去。
明るい、閉めないオープンな居間になります。
土台・大引きは一見すると腐っているのでは?という色になっていますが、シロアリに食われるでもなく、腐っているわけでもなく、きちんとした施工がされていました。
ただ地面が湿っていて、防湿をする必要がありますので、床下全面に厚さ60mm程度のコンクリートを打ちます。
完成はもう年末近くの12月。臨時のダイニングキッチン、仮設のユニットバス、
Bさんはキャンピング生活に入りました^^
今後も随時本ブログでリボーンする過程をレポートして参ります。
2016.8.29 Reborn-Studio一級建築士事務所 塩原