ログハウス土台 腐るとこうなる | 株式会社Reborn(リボーン)

ログハウス土台 腐るとこうなる

暖かい昨日でしたが、今日は陰鬱な雨模様。また暖房です。いったいいつになったらステテコ脱げるのか、いったいいつになったらガソリン代の値上げにストップがかかるのか、いったいいつになったら解散総選挙になるのか、いったいいつになったら・・・・がここんとこ多いですね。

そんな中、先日ブログでも紹介しましたが、ログハウス=ポストアンドビーム、の土台が腐っている(と思う)という記事を書きました。(ブログを見る)「おーこわっ!」という反応や、「なぜ?」というご意見をいただきましたが、今日はその患部にいよいよメス(ノミ)をいれてみました。



部位は建物の北東の角です。この写真の前に解体したデッキがありました。そのデッキに屋根からの雨水が落ち、デッキの床をはねて、丸太の土台が濡れ、割れから水が入り、乾くことなく、じわじわ腐朽が進んだようです。築15年です。

 

 



枝のある節の部分は腐っていませんねぇ。木口(こぐち)とよばれる木の断面の導管(どうかん)からは水をスポイトにように吸い上げる作用が働きます。だいぶ奥まで腐っています。手で押すとふわふわします。

 

 

 



ざっと5cmほどを削り取りました。まだまだ奥にすすめます。いったいどの程度っまで腐っているかによって、対処方法が変わってきます。

 

 

 

 



現場近くのタングラム斑尾はまだこんな感じです。

大雨が降ってきて作業は中断。

続きはまた後日にします。

 

 

 

家にとって土台は、ヒジョーに大事な部分であると誰もが思うはず。今回のログハウスの土台は普段見えるので、こうした診断ができましたが、たいていの住宅の土台は普段目に触れません。それはそれで雨が当たらないので腐りにくいのですが、壁内結露や配管からの漏水などによって、やはり土台や柱の根元が腐り、リフォームの際に発見される、ということはままあることです。

床下に潜っての点検、壁内結露を防ぐ家のつくりを採用しそれを作り手である職人も理解すること、専門家(設計士など)による診断などが定期的に必要なことをわかっていただけるでしょうか。

とここまで書いて、恥ずかしい思い出がよみがえりました。

10数年ほど前、実家の両親が、私に内緒(?)で築30年ほどの浴室をユニットバスに換えるというリフォームをしました。久々に実家に戻ると、タイル張りだった風呂が、きれいにユニットバスに。「まさきはリフォームはしてないんでしょう?」ということをその時点で言われました。

その数年後、父親が定年退職したのを機に、住みながらにして断熱改修工事を実施しました。アルミサッシをすべて取り外し、樹脂サッシに付け替え、床・壁・天井に断熱材を入れ、パネルヒーターによる全館暖房を決行。その際、数年前に取り替えたばかりのユニットバスは当然そのまま生かし、窓の付け替えだけはなんとかしよう、ということでスタートしたのです。

しかし浴室に隣接する洗面所の床をはがしたところで、発覚しました。浴室廻りの土台が壊滅的にシロありに食い尽くされ、柱の下部50cmくらいまでもがシロあり被害にあっていました。その姿は相当前に被害にあったと、はっきり分ります。すぐに両親に話をし、以前ユニットバスリフォームをしたときに、ユニットバスを設置する直前の様子を見たのか、聞いてみました。工事は2日ほどのあっという間だったから見てない、とのこと。結局、この2年ほどしか使っていないユニットバスもいったん解体・撤去しないと、土台は交換できません。さらに設置時に、見えない部分にいろいろ細工がしてあり、結果的に再利用する方が高くつく、というハメに。「なんなんだよー、あの時土台かえときゃこんなことにならなくてよかったのにぃー。」という気持ちです。両親も、「あの大工さんもユニットバス屋さんも、なんにも言ってくれなかったんだね・・・。」とつぶやくのみでした。

やはり苦い思い出です。

ちなみに、この断熱改修工事により、両親の住む実家は住み心地が飛躍的に良くなり、「最高の親孝行をしてもらえた」との評をもらえました。

今日の土台の腐れを見て、また気持ちを新たにし、土台が腐らぬ納め方、デッキ設置のありかた、早期発見に結び付く点検のありかた、などについて整備していこうと思います。

 


コメントは停止中です。