デッキつくり替え。信濃町15年 | 株式会社Reborn(リボーン)

デッキつくり替え。信濃町15年

まだまだ雪がのこる信濃町タングラム斑尾ですが、だいぶ暖かくなりました。

以前ブログでも紹介していますが、いや~今年の雪はすごかった、ほんと。

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ゴールデンウィークの繁忙期に間に合わせるため、ペンションカンタベリーさんのデッキ修繕工事が始まりました。



まだ雪が降る3月下旬より、擁壁工事を開始。この写真の後、大雪となりました。

 

 

 

 



豪雪地では、除雪作業が毎日欠かせません。いかに除雪をしやすくするか、それがとても大事なのです。

今回は法面(のりめん)になっている土地に擁壁を新設し、平らな土地を増やす計画と、15年使い続けてきたデッキを全面的に更新することになりました。

 

 



手すりに使われていた丸太(米松)はこのようにボロボロになっています。腐ってポクポクです。ビスが効きません。

 

 

 

 

 

 



果たして、こまめに塗装をすれば木は腐らないのでしょうか?

木は腐るからデッキには向かないのでしょうか。

 

 

 



約2週間後の4/10、擁壁工事は無事終了。デッキも解体されました。

ちなみにこのペンションカンタベリーさん、犬ペットと共に泊まれるので、リピーターも多くいそうです。

 

 

 



擁壁コンクリート工事は長野市内のマルワ信濃土建さんに無理を言ってお願いしました。仕上がり・精度共にいうことありません。ありがとうございました。

 

 

 

 



解体したデッキの復旧作業が始まりました。擁壁の部分にもデッキを新たに設け、従来ストレート式階段、約2.4mHでしたが、踊り場的デッキを計画しました。

 

 

 



そして本日の様子です。青木大工さん1名でコツコツシコシコデッキ作りです。

今回デッキには防腐注入材を使用しました。無塗装でいきます。

 

 

 



実はご予算の都合で、2種類の防腐注入材を使い分けています。

右が長野県産材の杉に、松本市のランバーテック社がマイトレックACQという防腐防蟻材を加圧したもの。左が、一般にホームセンターなどでも流通しているツーバイ材(SPF)防腐注入処理されているもの。切断面から、どの程度しみこんでいるかご覧ください。

右のもの、奇跡的と言っていいほど中に染み入っていますね。

 



90mm角の柱でさえ、このようにかなりしっかり注入しています。

このまま土の中に埋めても腐ることなし。

30年程度はフリーメンテナンスでいけてしまうのです。(現場で切断した部分には、念のため、現場で防腐剤を塗布します)

 

ただし値段は約3倍。これを高いとみるか、だからといって従来品を使って、10年毎につくりかえるか・・・。

結果的には、材料は3倍でも大工さんが作業する手間が省けるので、30年後までのトータル費用は断然お得!分りますよね、みなさんも。

でも先立つものがなくてはできません。今回は折衷案として、取り替えが容易なデッキの床や手すりには一般注入材を。土台や根太(ねだ~床板の下の材で骨組みになる構造材)にランバーテック社のマイトレックACQを採用しました。色がオドロオドロしいドス緑でちょっと印象が悪いのですが、半年間ほどで茶褐色の自然な風合いに変化します。ご心配なく。

デッキに木は向かない!けど木がいい!とお考えの方、選択肢の一つになるのではないでしょうか。

そういえば、松本駅前の広場に、木のタイルと称して、このマイトレックACQ~杉 防腐注入材が使われていますので、みなさんも機会があれば見てみてください。

デッキ材をいくら頻繁に塗装をしても、あくまで表面の見栄えのこと。腐るのは木の割れや、木口(こぐち)と呼ばれる切断面からです。腐らないデッキを作るには、防腐材がよくよく染み込んだ材を使うのがよいということになりますし、切断した木口にも塗装をするか、防腐剤を塗るかしないとだめなようです。

 



総評。デッキだからと、安い材を使うと、長い目でみると損になります。頻繁に塗装をすれば腐らない、ということは決してありません。露天で雨が降れば濡れてしまうデッキの場合、正しい材の選定と、いちいちですが切断面の防腐塗装処理が必要です。

 

 


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