オール電化の家→薪ストーブ導入 | 株式会社Reborn(リボーン)

オール電化の家→薪ストーブ導入

昨日は名古屋に行きましたが、まさに夏のような陽気でした。いよいよ日本にとって節目となるであろう「節電の夏」がやってきます。

私の住む長野県は中部電力が管轄していています。電力会社の試算によると、名古屋市に本社を置く中部電力は多少余剰電力があり、関西電力などに融通するとのこと。長野県には東京電力所有のダムや、東北電力用のダムなどがあります。

もし万が一、ダムの決壊を引き起こすような大地震が起きた場合、山間部の集落を呑み込む危険性も想定されるのでは?と思っています。あまりこのあたりは騒がれていませんので、よく分りませんが、相当な被害をもたらすであろうことは容易に想像がつきます。では、原発だけでなくダムもだめなのか?想定外を想定すると、いろいろな問題があちこちにあるということに気が付きます。

再生可能エネルギーと称して、太陽光・小水力・地熱・風力・バイオマスなどの自然エネルギーの利用が盛んに議論されていますが、結局は今の生活水準を維持していこうとする心理が主軸になっています。

「中部電力管内は、計画停電なんかにゃ、ならないぜ。」という空気が周辺に漂っているのですが、果たして私にできることは何なのか?最近そんなことばかり考えています。私も給湯と暖房は深夜電力を使っていますし、電気がなくては、現場はもちろん、設計事務所も経済活動ができません。

基本的には原発の再稼働に対して「反対」なのですが、反対するのであれば意志を行動に移さねばなりますまい。

そうした中、エアコンで冷暖房をまかなっていた東海地区のOBの方(オール電化)が、ついに薪ストーブを新たに導入し、お手伝いをさせていただきました。



ダッチウエストのベゼルという小型の機種ですが、高断熱住宅でⅡ地域(東北仕様)相当の性能を有しているので、これで全館暖房が可能です。

伊那のDLDさんに出張してもらいました。

 

 

 

 

 


ダイニングに吹き抜けがあったので、そこに煙突を通します。

 

 

 

 

 

 



吹き抜けを見上げたショットです。天井を開口し、煙突を導きます。

 

 

 

 

 



薪の調達も大事です。今年の冬用のため、急ピッチでマキワリ→乾燥へ。

 

 

 

 

 



室内はシングル煙突です。室内も2重断熱煙突を必ず使用する業者もいるようですが、煙突からも輻射熱が出ますし、乾いた薪を利用すればまったく問題ない、と思っています。

天井貫通部~小屋裏~煙突排気口まではもちろん断熱煙突を使用します。

 

 



これから始まる薪ストーブライフを楽しみにしてらっしゃいます。単なる節電対策ではなく、ライフスタイルも、非現代的ともいえますが、数十年前までは、どの家でも囲炉裏や七輪、かまどなど、薪や炭をエネルギーとした生活が営まれていたことは、忘れてはならないと思うのです。

私はやはり、これまで歩んできた経済優先の道のりを、ある程度多くの方が引き返し、戻った方がいいのではと思っています。これから展開してゆくであろう自然エネルギーとの併用で、「ああ、この辺が一番バランスがいいのだな」という着地点を見つけ出し、そこでバランスを維持しながら暮らしていくことができればいいな~、と思っています。


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