過日ウッドワンのショールーム訪問記を綴りました。
忘れないうちにその続きをアップします(笑)
ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」のセットで使われていたフラット対面キッチン。
「こういうのいいな~」
「でもきっとオーダーメードなんだよなぁ~」
と思っていたらばウッドワン。
ここまでやるのかウッドワン。
そんな感じのウッドワン(笑)
ここまで色や素材感、ガラス、小物にまでこだわりが感じられるキッチンが既製品で登場するとは。
チェッカーガラスは外国から輸入され、国内で熱処理を加えて割れにくくしているのだとか。
割れたとしても粒状に。いわゆる強化ガラスというものです。
取っ手もアイアン調の黒をラインナップ。
数ある建具メーカーの中で、ブラックの金物をいちはやく採用したのもウッドワンでした。
キッチンの背面カウンター(カップボードとも)は、解放されたLDKの作りの中にあって、
TV台と引けを取らないほど、よく見える家具になりつつあります。
むしろキッチンキャビネットは対面式の採用が多いので、扉や引出しなんかはあまり見えることなないのです。
替わりにダイニング側の方がよく見えます。
食器棚はとてもよく見えます。
下部の家電棚には通常、電子レンジやオーブントースター、炊飯器等が置かれ、ごみ箱置き場も実用上必要となります。
この脇には冷蔵庫が置かれる場合も多々あるでしょうから、
「奥行600のカウンターないの?」って聞いたら、「あります」とのこと。
取っ手、つまみの類も豊富にラインナップされています。
陶器やガラスのものもあり、商品開発部にこだわり屋さんがいるようです^^
「こんなの採用する人いるの?」
って、キャラクターつまみもありますが、意外と人気があるんだとか。
分からんもんです。
ショールームで見かけるリアル雑貨。
食材やグラスにワインの瓶、ドライフラワー、キャンドル、etc.
こういうものに視点をあててショールームを眺めてみるのもアリです。
食品は通常100%フェイク品ですが、多分これは本物だとおじさんは見抜きました。
衛生上アレなので、あまり大きな声では言えませんが・・・。
実は私もついこの間知ったのですが、
ウッドワンでは無垢のテーブルも販売しているんだそうで、
打合せ用のテーブルも何気に商材だったのです。
金額もそれほど高くありません。
むしろリーズナブル^^
無垢の木のテーブルを探している人は、いちど見積もってもらうことをお勧めします。
通常だとこの4人掛けのテーブルは30万くらいするものもゴロゴロですが・・・。
さらに、かわゆい洗面台もラインナップされています。
昨今の住宅では、2階にサブの洗面台を置くケースが増えてきました。
朝激混みする洗面脱衣室を離れ、一人優雅に2階で歯を磨く、
寝室から近い場所にあれば水飲み場にも。
2階トイレに手洗い器を付けるくらいなら、もっと多用途で使える手洗い器を置いちゃえ、
ベランダの手すりに布団を干す前に雑巾で拭きたいので、
といったニーズがあります。
ベッセル型の洗面器としてはけっこう大き目の陶器ボール。
お掃除しやすそうで、かつ、デザインもよし。
器容量は小さくとも、飛び跳ねしにくいアール底形状で、面積が広い。
オーバーフローや、水溜め機能はないので(この画像のものは)、すっきり見えますね。
水栓金具も首長のもので、シャレオツです。
問題は手を洗って、レバーハンドルを触った時につくであろう雫が、
天板まできっと流れ着くであろう、
その汚れ、シミ問題。
大抵の洗面台はこの辺りが問題になり、生活し始めてから分かることなので、カウンター天板はやっぱり人工大理石がいいかも。
お高いですが!
裏側もしっかりチェック。
壁からの持ち出しブラケットもウッドワンらしい感じです。
他メーカーのものはプラスチック製で錆びや結露に配慮しているわけですがとんでもなく大きな部材で、
しかもお高い・・・泣
ウッドワンのそれは、いまやお家芸ともなっている魅せる収納の受け金具パーツをここら辺に流用しているのかもしれません。
いずれにせよ鉄製なので、小ぶりですっきりとした感じではあります。
こんなモザイクタイル天板の洗面台も。
先ほど述べましたように、2階ホールの洗面台は、
最近かなりの頻度で設計に盛り込まれています。
基本的には、ボール、水栓金具、天板、下部キャビネットの組み合わせで、
現場監督さんが寄せ集めて買って、大工さん+水道屋さんでこしらえてきた、という現実があります。
それはそれで楽しい作業ではあるのですが、やっぱり時間がかかり、現場監督さんの時間もかなりそこに費やされます。
こうしたパッケージされた商材が存在し、水栓金具やキャビネット扉の柄や色、つまみの種類で変化をつけることができれば、
建築主さんにとっても、現場監督さんにとっても、非常にありがたいアイテムとなります。
また、今回のショールーム訪問で楽しみにしていたのが、
ウッドワンオリジナル、
ニュージーパイン加工品であるデザインパネルです。
昨今ではTV背面や、システムキッチンの背面、つまりダイニング側の腰壁や、
玄関入って正面の壁なんかに、アクセント壁として。
表情や素材感、アクセントカラーなどを盛り込んで用いることが多くなっています。
そうした場所に用いるパネルです。
凹凸の種類がいくつかあり、光の当たり方でずいぶん見え方も変わります。
昔からこうしたパネルはあるにはあったのですが、やばい¥でした。
でも、ウッドワンのこれは、なんとか手が届くかも、の領域になってきた感があります。
照明のあて方や色、それに壁面にちょっとした小物やロゴが入るといっそう引き立ちます。
これまでは店舗アイテムだったこうした商材が、どんどん住宅に採り入れられる時代になってきて、大変うれしく思います。
ウッドワンの本社は広島です。
ぜひ長野市にもショールームを、と懇願しています。
長野県内には松本市に。
必ず予約を入れてから訪問してくださいね^^
ウッドワンHP
おまけ~すごいのつくるわこの会社(笑)
2017.10.14 Reborn塩原