その浴室リフォーム。ちょっと待ったぁ~! | 株式会社Reborn(リボーン)

その浴室リフォーム。ちょっと待ったぁ~!

先週の土曜日、岐阜県に行ってまいりました^^

社用車ハイエースのエアコンが効かず、しばらく入院していたのですが、何とか間に合いました!

整備してくれたみっちゃん!ありがとうございました~!!

DSCF8173築20年程の、某大手ハウスメーカー施工のユニットバス。

「寒くて仕方がなかった」

「カビがすごい( ゚Д゚) うちの子潔癖症なのに・・・」

その原因をインターネットで調べるうちに、マイベストプロ信州・塩原のコラムに行き着いたのだそうです。

ありがたいことです。

断熱に明るい岐阜県の大工仲間に声をかけ、二人でまずは現場調査にお邪魔させていただきました。

この時期は信州人にはつらい暑さを覚悟し、ハイエースのエアコンも治り、着替えを10枚持っていざ参上!

ところがこの日は台風20号の影響か、とても涼しく過ごしやすい一日でした。

 

DSCF8168それほどでもないように見える、天井のカビ。

しょっちゅうカビ落とし&お掃除をされているのでしょう、

そんな痕跡に胸が痛みます。

サッシは当然のようにシングルガラスのアルミサッシ。

ユニットバスの天井点検口を開けると気流を感じます。

あ~、やっぱり床下とつながってるな、こりゃ。

 

 

DSCF8105早速いつものユニフォームを着て床下へ。

自撮りも慣れてきました(笑)

聞くところによると過去に地盤の不同沈下により、一部基礎をジャッキアップしているそうです。

なるほどその痕跡が見て取れます。

今でこそ常識になった、建築前の地盤調査。

20年間は確かにほとんど実施することはありませんでした。

現場監督や基礎工事業者によるカンによって判断された地盤状況だったのです。おそろしや。

 

DSCF8091こんなにも!?

と思わず床下で唸りました。

さぞかし大変な修復工事だったと思います。

床下には防蟻剤を練り込んだ防湿シートが敷き込まれていました。

しろありちゃんはご不在のようでした。よしよし。

 

DSCF8086床断熱材は厚さ50mmのポリスチレンボード。

当時にしてはけっこう頑張っていた仕様だと思います。

が、しかし、こうして切り込まれた場所も数か所あり、断熱欠損になっています。

鉄骨による大引き頼みになっている床組み。これもヒートブリッジ(熱橋)といって、良い工法だとは決して言えません。

基礎壁に囲まれた区画が著しく広い。

基礎梁のない布基礎はやはり心配です。

 

DSCF8096根太の長さが不足したのか、抱き合わせでジョイントされていますが、重なり代が少なく、床の強度がでません。

断熱材も切り貼り加工が当然必要で、よろしくありません。

床下全体をくまなく這って歩きましたが(こういう場合は歩くとは正式には言わないが)、断熱材が入っていない箇所もあり、そこはおそらく基礎をジャッキアップした際に誰かが持ち帰ってしまったようです。そのあたり(和室の畳の下)から床下に出入りしていたそうなので。

返して!うちのダンネツちゃん!!

 

DSCF8122道中やや突き出た自身の腹がつっかえたのですが、なんとかユニットバスの下に辿り着きました。

見えてはいけない部分が露出しています。

賢明な読者はすでにご存じでしょうが、ユニットバスの下は、基礎断熱でない限り、床下からこうして見えてはならないのです。

そう、ユニットバスの床下は断熱材で囲われた屋内の一部にしなくては。

浴槽はどんぶりに山盛りになったご飯の上にちょこんと足を付けています。

 

DSCF8128いやいや、足がついていません!!

4か所のうち3か所が空中に浮いていました。

浴槽裏は当然断熱されておらず、床下外気にさらされ、

この状態では浴槽に張ったお湯はぐいぐい冷めるのは必然。

床下は地熱の影響で零下にはほとんどなりませんが、外気温+2~3℃程度にはなっている可能性が高いわけで、

今私は汗をかきかき潜っていますが、おそらく冬は10℃以下にはなっているはずです。

 

DSCF8125洗い場の床の裏も当然ながら断熱材は皆無で、冬は冷たい床そのもの。

木の下地にFRP塗膜があるというけっこうおもしろいつくりですね。

その床を鋼製の束を用いて現場合わせで支えている、

はずなのですが・・・・泣

 

DSCF8124やっぱりこっちもそのほとんどの脚が浮いています。

おそらく地面が沈んでしまったためだと思われ、基礎をジャッキアップすることはできても、床下の地面を持ち上げることは不可能。

せめて高さ調整ができるわけですから、抜かりなくこちらも調整してほしかった。

 

でも断熱材を抱えて逃げてしまった・・・泣

DSCF8151

悲しいことに、この黒いスペーサーも、オーナーさん自身が床下に潜って設置したのだとか。

狭い床下は、ほとんどのお客様が怖くて潜らないと思います。

それをいいことに、手直し工事も手を抜いてしまう。

「あれから床がブヨブヨしなくなったよね~」

そんなIさんに、寒くない・カビよ、さよなら浴室&床下リフォームを提案します。

あれから2日経ちますが背筋&腹筋がなかなかきびしいことになっています。

2016.8.27 Reborn塩原

 

 


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