山はしゃんしゃんと雪が降っている模様の長野でした。
スキー場には恵みの雪だったらしいですね。(本日滑りに行った方からいただきました)
こんばんは、おおくぼです。
本日は、他社で建てられたお家の点検に行ってきました。
築15年、緑の屋根が映える、ポスト&ビームのお家です。
今回は南側の柱・梁の腐朽がひどく、是非調査・対応をお願いしたいとのことで伺いました。
早速はしごをかけて、対象の柱・梁をチェックしていきます。オクボっちは下で梯子を支える係です。
まずは手や玄翁で叩いて、音を確認します。(触診のような感じですね。)まだ木が生きていれば、コンコンと音がしますが中身が腐ってたりすると空洞ができて「ぱすぱす」と元気のない音が返ってきます。今日は本当に聞いただけでこれはまずいなと私でも思うほど、ハッキリと違いが出ていました。
次に刃がダメになっているドリル(穴が空かないドリル)を当ててみます。
木がしっかりと生きているところは穴が空きませんが、今回一番ひどいところは逆にドリルの根元までしっかりと突き刺さってしまいました。これにはびっくりです!!コーキングをして防護をしても既にに木の中が湿っている状態なので腐っていたのかなと思われます。ここまでいくと取り替える他ないそうです。
通常防水のため梁の上には板金が施工されていなければいけないのですが、このお家はどこにもされていなく、腐朽の原因となっていました。(丸太ではないですが、板金施工されているのが分かると思います。)
触ってみると本当にぶかぶかしていて、最近の私のズボン状態です。笑
いや、実際は笑えない重大な問題です。
またとても広いバルコニーのどこからか分からないですが、雨漏れしているらしく以前塗装工事した業者さんがサービスと言うことでこれだけのコーキングを打ってくれたそうです。気休めにしかならないかもですが、それだけ雨漏れ原因箇所を捜し当てるのは困難だということです。
補修工事としては、使えない梁は切断して交換、板金工事で対応していこうと考えております。
次の世代も住むということを考えていくのであれば、必ずやっとかなければいけない工事です。ほっとくと腐朽が進み屋根が沈んでくるらしいです(おそろしい・・・)
そんな大惨事が起きないようしっかりとRebornさせてみせます!
おおくぼ