設計・塩原(Reborn-Studio一級建築士事務所)、施工・坂田木材株式会社によるこだわり住宅の完成見学会が開催されます。
無垢材(杉・さわら・ひのき・アカマツ)木の香る家、内装にクロスを不使用、隠れ家ロフトがある、温熱環境(断熱)重視、耐震性能重視、グルグル○○しながら家事動線、1階に収納スペースゴロゴロ、花火が見える窓、1階に和室4.5帖床の間付き死守プラン、ドアや引戸はすべて無垢材オリジナル、勾配天井のリビング、冷房は小型エアコン1台階段上に、暖房はPSパネルヒーター全館暖房、半屋外のデッキはヒバの香りを楽しみながらるんるん物干し・・・エトセトラ
とにかく、設計者&施工者の持っているものを全力発揮した、すごい家ができたと思います。
堤防道路沿いの分譲地。
周りの家にはあっという間に工期を抜かれ、着工から約7か月。ようやく完成の日を迎えました。
SEKIさん、おめでとうございます。
そして宮澤棟梁はじめ、各職人のみなさん、現場監督の山下さんはじめ坂田木材スタッフのみなさん、本当にお疲れさまでした。
きっと、この家は、使いやすく、安全で、愛着のある我が家としてSEKIさんが生涯お暮しいただけるものと思います^^
外観は割とおとなし目のデザインです。
いわゆる和モダンと呼ばれるジャンルになるのか。
シンプルで飽きの来ない様相です。
1階でほぼすべての生活ができるようにマドられていますので、平屋+2階ちょこっと、という面積配分になりました。
玄関は東側に。玄関位置はプランの重要なポイントです。
大きなひさしを持ち出しで造作。
東には駐車スペースも取れますので、帰宅時などアクセスはとてもよろしい。
除雪や買い物袋を下げての歩行距離をなるべく抑えたい、とのご意向をくみとりました。
玄関入るとすぐに木の香りや、塗り壁独特のしっとり感が感じられます。
私どもは普段から木を扱っていますので、もう鼻がバカになっているのですが、入った瞬間に私でも感じることができるほど木の香りが豊富です。
右手には玄関収納(多段たな)、突き当りにはワンポイントニッチ収納が。
どんなものが飾られるのでしょうか?
段々壁は階段の脇の壁です。このダンダンにもかわいい小物や雑貨が飾られることが想定されますね^^
床フローリングは長野県産アカマツ無垢材。最高級品であ~ります。
裸足で歩きたい(見学会時はNGで、靴下を履かねばなりません)
左側はLDKへ。右側はサニタリーゾーンへ。玄関ホールがジャンクションのような役割を果たしております。
左のLDKゾーンです。
和室4.5帖と一体になったLDKで、内装はオール塗り壁(吉野石膏・タイガーケンコート・ラフ仕上げ)
洋とも和ともつかない様相です。
リビングはのぼり梁構造で、斜めの天井です。
天井材はさわらの羽目板。坂田木材オリジナル加工品です。
木組みが見え、柱も太く真壁としている箇所もあり、「こりゃぁ~木の家だな」と材木屋さんらしいしつらえになっております。
品がある、っていうんでしょうか。
和風の持つ清らかな感じと、洋風の持つ軽快な感じ。
それを混ぜるとこんな感じになるのではないでしょうか?
南東角にキッチンがあり、物干しができる目隠しスリット付きヒバ製デッキと連続しています。
すのこ状の白いパネルヒーターはマグネットが付きます。掲示板のような役割としても使用想定しています。
その左わきには家事室兼パントリー(食品庫)
「できるだけ室内に物を見せたくない」という要望の一つの解であります。
ゴージャスな収納量!(笑)
このように両脇に棚ができると、収納量は最高です。
突き当りはデスクになっていて裁縫ミシンなどを。
可動式の棚板はマスト。最大の収納量を確保できます。
キッチンの床はコルク。家電食器たなも造作品でまとめられています。
対面式ではなくヨコ移動式半独立型。
これもキッチン作業動線を極力少なくするための方策です。
「とにかく家事動線が楽なようにつくってほしい」
初めてお会いしたとき、そんな風に申し受けました。
あとはご来場いただいてからのお楽しみ、としておきたいところではあります。
洗面脱衣室のパネルヒーターがかわゆかった~♪
間取り、仕様、施工精度、どれをとってもぴかいちになっております★
これからお家を建てたい方、リフォームを考えている方にぜひご覧いただきたい一棟でございます。
場所その他詳しい情報は、坂田木材HPをご覧ください。
6/18・19完成見学会のお知らせ
※両日ともにしおはらは不在です。
P.S.~SEKIさん、完成おめでとうございます!本日無事完了検査合格いたしました!
2016.6.16 しおはら