昨日のブログの続編です。
きのこ狩りの後、ざんざ亭内部へ。
2年前と決定的に変わったのは薪ストーブが置かれていたこと。
しかも今日から火入れしてくれたのだとか!
あの時は「囲炉裏のある宿」という風に銘打っていたように記憶していますが、
今は完全に鹿ジビエを全面に打ち出しているんですね♪
僕もそうですが鹿料理をこれまでほとんど口にすることって、ありませんでした。
先入観かもしれませんが、
「ぱさぱさ」
「獣の香り」
「味ない」
そんなイメージでした。当然警戒レベルは3なのだ!
入浴を済ませると囲炉裏の縁にはお膳。
当然テンションが上がります。ハセヤンこと長谷部さんそしてきのこ狩りガイドのおぐっちゃんは準備に没頭。
さて、
いよいよこれから2時間一本勝負の始まりです。
カァ~ン♫
さきほどとれたキノコもすばやく調理され!
うむ、うまい。
当たり前、僕が採ったのだから(笑)
お酒はよもぎ酒をいただきます♪
前回これで酩酊し記憶をなくしましたのでリベンジ!
他にはニセアカシヤ、ホウバ、梅なんかがあってうれしい^_^
どれこもれもざんざ亭オリジナル。
おしながきにはデザート以外はすべて鹿が!
まじですか・・・汗
一同驚きのご様子。
「鹿肉のイメージが変わった~」
「どうやってつくるの~」
「これはすごい!!」
「これはどの部位なの~?」
「おかわりぃ~~~!」
ちょこっとずつ。
お皿もよし!
完全に僕ら人間が鹿に喰われちゃってます!
触感といい、味といい、
かなり牛肉に近い!
いやむしろ牛よりうまい!
これが有害なので、ということで駆除された鹿なのか!?
会場にどよめきが起こりました!
淡々と説明をするハセヤン。
あまり多くは語りませんが、ものすごいトライ&エラーを繰り返し、
ここまで辿りついてるんだろうなぁ、ということを誰しもが感じるわけなんです。
やっぱすごいぜ、ハセヤン!
あんたは、えろい!
あ、やべ。
あんたはエライ!
このお皿にだれもが驚愕することでしょう。
もはやこれはジビエではない。
かといって芸術でもない!
鹿からの強烈なメッセージであり、
私たち人間と自然との対話そのものではないか。
ハセヤンとの一本勝負、いや鹿との対話を終えた後も、
鹿談義、山談義は夜更けまで続くのであった・・・。
次回へさらに続く。