木の窓A+made | 株式会社Reborn(リボーン)

木の窓A+made

「木製サッシ」

の欄にチェックをする方がたまにはいらっしゃいます^^

%e5%88%9d%e5%9b%9e%e3%83%92%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%88注文住宅で家を建てようとなると、まず最初に行う建て主の意向や嗜好をヒアリング。

私はオリジナルのヒアリングシートをお客さんといっしょに記入しながら、

あるいは事前に渡しておいて記入してもらい、各項目をなぞりながらヒアリングを直接行っています。

「直接」

というのがミソです。

他社では営業マンが行う事も珍しくないと聞きますが、私はこの作業をとても大切にしています。

初対面でお互いに緊張がまだ解けない距離感でそれを行うのが、注文住宅設計の醍醐味なのではないかと思っています。

以降プランニングをする際は、このヒアリングシートを何度も何度も見返すことになります。

そんな数ある項目のなかの一つに □ 木製サッシ  という欄があります。

 

dscf9293この欄にチェックを入れている人は、10人に一人くらい。

サッシが室内の温熱環境にかなり影響を及ぼす、ということを知っている方、

インテリアイメージが、すでに「木の窓」として形成されている方、

木を使うことに徹底している方(「なる木」の方(笑))。

でもほとんどの方は出てきた見積もり金額にびっくり!

だいたいの方はここでふるい落とされてしまいます泣

この断面はアメリカのアンダーセン社のもの。999と憶えてください。千のアンダーなので(笑)

 

dscf9300ヨーロッパには性能のいい木製窓が多いですね。

日本で有名なのはVELUX(べるっくす)とかガデリウスとか。

金物がしっかりしていて、つくりも堅牢。

ガラスもアルゴンガス入りLOW-Eペアは当たり前。

トリプル、クリプトン入りも当たり前にカタログにラインナップされています。

こういうのを見ると、いかに日本のサッシが性能、造り、

共にちゃっちくできているのかと愕然とします( ;∀;)

 

dscf9292日本の住宅ではいまだアルミ樹脂複合型のサッシが多くを占めており、なかなか性能の高い樹脂製や木製サッシは安くなってきません。

YKKが数年前にAPW330を発売して、樹脂サッシはかなり手に届く距離になったと思いますが、それでもまだ家一軒で100万円くらいでしょうか。

家全部の金額が2500万だとするとわずか4%。本当はもっとサッシにお金をかけるべきだと思っています。

窓はいろいろな機能が要求される、家の部品としては最も働き者の一つ。

太陽の光を採り入れる、遮る、調節する

外の空気を採り入れる、逃がす、遮る

気分を変えるために、窓辺に寄り添い外を眺める、

時にはいらだちをぶつけられたり、ドロボーさんの入口になったり・・・

 

Exif_JPEG_PICTURE先日富山県で、神ってる木製サッシ屋さんに出会いました。

ピーラ―(米松・年輪が詰まっている大トロ的な高級材)一本やりだそうですが、含水率8%って・・・(‘◇’)ゞ

ピーラーは建具材としてはかなりポピュラーで、日本人が好きな柾目で、赤みを帯びた色合い。

加工もしやすく、素直です。

難点はなんといっても松ヤニ。

これを自社の乾燥機で、粘り強く、時間をかけて処理すると、脱脂されてもパサつかない、含水率8%のピーラー材ができるそうです。

さらにその材を選別し、建具材として使えるのは半分以下だそう。品質に徹底的にこだわった木製サッシ屋さんはシー・ティ・エスさん。

 

dscf0863突然の訪問にも快く対応いただけ、ポリシーを聞き、製品に触り、お話しをいただくことができました。

とにかく一切クレームなし。後々に狂いが出ない、木製サッシの永遠のテーマというべき問題を、乾燥・材料選定を徹底し、

1本1本の部材を全面2回塗装してから組むんだそうです。

いるんですね、まだこういう方が・・・(笑)

 

 

dscf0865玄関ドアもラインナップされています。

丁番、ハンドルにもかなりこだわっている様子。

昨今ではほとんどの住宅でアルミ板+木目調のプリントシートが貼ってある玄関ドアが使われています。

その精巧な仕上がりは確かに日本人らしいといえばそうなのですが、はっぱり本物の質感とはかけ離れています。

人間の目は、動物の目は、そんなプリント技術よりはるかに精巧にできているようで、パッとスキャンして、本物かプリントかをすぐに見分けてしまいます。

 

Exif_JPEG_PICTURE自然が生み出してくれたものを、

人間の目が選別し、加工し、触れ、愛でる。

1つの窓、1つの部材をすべて手づくりで。

「まわりがどうであれ、私はこういう方法にしか辿り着かなかった」

そう語る社長の眼は、自信に満ち溢れている、という表現ではまったく歯が立たない。

 

2016.12.3 Reborn 塩原(毒度2)


コメントは停止中です。