5月。
一年で最も美しく、爽快な日々です。
Rebornは5月末決算。第1期が終わろうとしています。
おかげさまでこの一年間順調にお仕事をいただけ、業務をこなし、従業員も増え、法人化をしてよかったと思える日々を過ごしております。
お仕事をご用命いただいたお客様、陰ながら応援をしていただいている皆様、たくさんの取引先の方々、職人さん、業者さん、
本当に、本当にありがとうございます。
1月に新加入した大久保も次第に作業を覚え、環境にも慣れ、できる作業も日増しに増えつつあり、私もずいぶん助かっています。
これからの半年は、もっと自主的に、貪欲に、建築のプロとして大きく育ち、やがては私の上を飛び越えて行ってほしいと思います。
Rebornという会社は、社会的には、「設計事務所色の強い工務店」という位置づけになろうかと思いますが、業務は多岐に渡っています。
新築やリフォームの木造住宅の設計と監理を軸に、
既存住宅の建物検査・点検・保守、
耐震診断・耐震改修工事、
断熱性能診断、断熱改修工事、
薪小屋キット「グリーンラック」の製作と販売、
木製物置キット「木っとハレルヤ」の製造と販売(年内には木製駐輪場キットを発売予定)、
自然塗料やドイツ漆喰を扱うブラネットジャパンの長野県代理店、
薪ストーブ用の薪の配達・販売、
などを通常業務として行っております。
そして今後はまた新たなサービスを展開すべく、画策しているところです。
その一つが、ログハウスを中心とする別荘ユースの建物を次の住まい手にうまくマッチングさせようというもの。
3年以内になんとか事業として立ち上げようと思っています。
バブルのころに使われていたログ材は良質のものも多く、手の込んだ仕様となっていることも少なくありません。
使用頻度が少なく、もう手放してもいいと考えているオーナーは多く、売り手と買い手をどう結び付けるか?
仲介業といえばそうなのですが、単なる不動産業者ではなく、人も建物も喜ぶ、そんな架け橋になれればと考えております。
このログハウスは10数年前、蓼科から飯綱に移築したものです。
こんなに太いレッドシーダー材はなかなかありませんよね?
どんな建物にも、必ずオーナーの想いが詰まっています。
そこで過ごした時間や思い出が詰まっているはずです。
Re-Bornは、単に建物としての機能再生を行うものではなく、
『建物にも魂が宿っている』
と考えることからスタートします。
建物の作り手としてだけではなく、時には医者として、時には母親のように、
強く、優しく、あたたかく、
オーナー様と関わり合いながら見守る企業でありたいと思います。
2015.5.18 塩原