6月4日、今日は仕事から離れ、Rebornの事務所からも見える飯綱山の山頂を目指しました。
思い起こせば自身、産まれて初めての登頂アタックです!(アイカワラズオオゲサダナオマエ)
32年前(中学2年)の時、そのチャンスがあったといえばありました。
学校行事、燕岳登山。山小屋にて宿泊し、翌日早朝のアタックは雨天中止でした。
実のところ、それ以来の登山です。
現在設計打合せ中のNさんから提案があり実現したこの企画。
果たして塩原の体はもつのでしょうか?
基本的にパソコンとにらめっこの毎日。たまに現場に資材を届けたり軽作業を行ってはおりますが、
ここ数年で体力は極端に低下しており、①運動能力の向上、②仕事から離れリフレッシュする、③大人の趣味として登山はカッコいいのではないか、
そんな日頃の想いが重なっているわけであります。
飯縄山・戸隠中社登山口。出発は夜型人間の私に合わせてくれて8時ちょっと前。
はじめは前掲の写真の如くいわゆるハイキングコースの様相で、
「お~い、そんなに急いだらだめだよぅ」とNさんの適確かつ先見の眼によるアドバイス。
なるほど、次第に道はこう配がキツくなり、岩というか礫というか、とにかく足首ボロン要注意道に。
廻りの景色を見るゆとりがあるフリをしながら先頭をゆきます。
実は非常にお腹が弱い塩原は、このあととった休憩でキンキンに冷えたお茶を飲み、やばいことになりました。
「Nさん、う〇ちかましたい!」と伝えると、「ごゆっくり^^ちょっと先でまってるから」
とこれまたさりげなくもダンディーなご対応をいただきました(笑)
それにしても数m単位で山の植生は次々に変わってゆきます。
登山口はいわゆる林でした。森といえばそうでもあります。
針葉樹はほとんどなくなり、シラカバだけに。
シラカバも低くなり笹だらけに。
おぉーーー、あれがサンチョ―か!
と思いましが、もう一つ向こうにサンチョ君はあるとのことでした。
自慢げなシヲハラ。
牛歩作戦で約3時間かかりましたが、人生初登頂であります!
今日は日中長野市内は30℃近くまで気温が上昇しましたが、
山頂は15℃くらいか。曇ったり晴れたり、雲が忙しく動いていましたが、
異常なくらい汗をかきました。
すっかりご満悦です^^
このあと、眺めのよい飯縄神社境内前で昼食を。
シェフによる豚バラキャベツスープ煮込みをごちそうになりました。
学生時代から登山部だったというNさんの正体はまだ明かせませんが、お借りしたステンレスのお皿の裏側に「ぼうず」とネーミングされていました(笑)
「たしかに!」と激しく同意。
学生の頃につけたあだ名というものは大切にせねばなりません!
ぼうずサンはその後、”おじや”へとレシピを連動させ、
私に、「やはり登山にはコンロと鍋が必要だ」と決心させてくれたのでした。
「登山用具の品質は金額に正比例している」
とのこと。なるほど、ロングテールホビーとして位置付ける覚悟があるならば奮発してもよいのではないか。
まずは登山靴とコンロだな。加えて携帯トイレか(笑)。
ご馳走様でした!
しかし、この後の帰り道、塩原の太ももはまるでおかしなことになってゆき、
遂には前を向いて歩けないほどになってゆき、10分ごとに休憩を(ピクピク)
そしてついに萱の宮の鳥居の前においてゴロリ。ド昼寝をかますほどの事態になったのです。
なぜか昼寝をすると足は回復し、その後はすっかり山ボーイになったので不思議です(*_*)
中社登山口すぐ近くで♨に浸かり、なんとか初登頂を無事に終えることができました。
同行してくれたBOUZUさん、ありがとうございました!
次回アタックは、これまた北信五岳の一つである斑尾山へと決まりました。
日程はまだ定めておりませんが、いっしょに行きたい方は塩原までご連絡ください。斑尾も初心者向けのコースだそうです。
(八方、駒ケ岳などの候補が挙がりましたが・・・この脚ではまだ無理そう)
2019.6.4 Reborn塩原