今日のブログにもありましたように、
本日新しい仲間が加わりましたぁ!
10年前までは高校球児だった大久保クン。
見事建築士にRebornできるか!?楽しみですね!
当面はRebornの一員として会社に慣れてもらう事を目標にして、経験を1つ1つ積み重ねていってもらいたいと思います。
さてさて、今年2015年、一発目のスタート現場である千曲市のM様邸へ~。
凛と澄み渡る空気に迎えられ、姨捨山の麓です。
冬の耐震・断熱リフォーム。
今年は昨年のようなドカ雪が来ないことを祈ります。
年末年始を挟みながらも、一生懸命片づけてくれたようで、本当にありがたいです!
とってもスムーズに工事に取り掛かれます。ありがとうございます。
昨年末にご契約で訪ねた際はまだまだたくさんの物であふれており、
「あら?大丈夫かな?」と正直思っておましたが心配無用でした!
南側の大きなサッシを早速取外し始めました。
日本の住宅はこれ!
和室の前には長~い廊下的な「広縁(ひろえん)」がありますね。
下屋(げや)と呼ばれる、2階がないいわば平屋づくりの場所ですが、柱一本で壁がないため、大抵大地震の時には歪みが大きく出るところです。
ここに耐震用の壁を新たに設け、アルミサッシを樹脂サッシに付け替えます。
ここは耐震補強の基本中のキホン。
この家の住人のための食を支えてきた流し台も昨日でその役目を終えました。
30数余年間お疲れ様でした<(_ _)>
この家はMさん(41歳~私と同級!)のご両親が建てました。そうMさんがまだ小学低学年のころです。
なかなかいいつくりをしていて、壊すなんてもったいない!
当然建て替え新築、という選択ではなく、Reborn工事で価値は飛躍的に蘇ります。
数年前にお母様が他界し、これまでお父様が一人で暮らしていました。
今回、耐震性能・断熱性能の向上、一部間取りの変更を行い、二人いるお子さん、奥さんと共に同居を、というご選択です。
住み慣れた実家に再び暮らす、
そんな当たり前の行為ではありますが、現代にあってはなかなかこれができそうでできない!
でもこれまで日本ではもう何百年もこれが当然のように行われ、代々家が守られてきたのも事実です。
造っては壊す、もはやそういう時代は終わりを迎えました。
この土地で生まれ、育ったMさん。
いずれはわが子にもこの家を引き継いでもらいたい、
そう感じてもらえるような工事に成りますよう、全力を尽くしたいと思います。