ブログ | 株式会社Reborn(リボーン)

8/26.27完成見学会@千曲市

一戸建て専用住宅の完成見学会を坂田木材主催で行います。

8.26()10:00~17:00

8.27()10:00~17:00

断熱や耐震の基本性能を高いレベルで実現しつつ、無垢の木をふんだんに内外装にする新築住宅を検討いただいている方に、ぜひご覧いただきたいと思います。

設計:Reborn-Studio一級建築士事務所 塩原真貴

施工:坂田木材株式会社

2017年8月26日・27日完成見学会チラシ PDF(905KB)

南東外観昨年9月に提示したファーストプランの外観イメージパースがこちら。

基本プランをその後8回練り直し、打合せは今年1月まで続きました。

建築主のSさんとはたしか、昨年のお盆休み前後で最初にお目にかかったと記憶しています。

 

 

外観 2こちらが最終的な完成予想パース。

間取りと建物の外観は当然ながら密接に関係していますが、

ご意向により計画当初は1階がとても大きく(広く)、2階が少ない間取りでした。

コスト的なハードルが立ちはだかりましたが、優先順位を明確に設定し、妥協のない平面計画になったのではないでしょうか。

 

燃費性能

 

Ua=0.41(QPEXによる計算)

Q値=1.3(第3種換気)

 

PSパネルヒーターによる温水輻射暖房

年間暖房用エネルギー消費量は781㍑と試算。

床面積1㎡あたり6.0リットル

↑この数値がとても大事!(車を買うときの燃費と同じです)

 

 

断熱性能外皮(建物の外面)で最も熱損失が大きいのはやっぱり外壁(57)。

次に窓・玄関ドア(44)。天井は(12)、床は(13)、玄関と浴室の土間(8)の順となります。

窓はYKKAPの樹脂ペアガラスLOW-Eとはいえ、それなりに頑張っている仕様。(ここから先はトリプルガラスの使用も考えられますが、いかんせん高価で、種類が少ない!)

こう見るとやはり外壁からの熱がけっこう逃げているのだぁ、と感じるわけです。外壁は150㎡以上もありますから・・・。

 

Exif_JPEG_PICTURE◆設計者よりこの建物についてコメント

・1階南面に下屋を設け夏の日射遮蔽をとりつつ、南面に大きな吹き抜けを配して冬の日射取得を目論んでいる。

・吹き抜けが大きくなると(4.5畳)構造計算上とても不利になるが、水平構面(2階の床面)の強化や、一部キャットウォーク的通路を設けることにより解決している。

・2階にベランダを設けていないため、外観がシンプルになる。ただ、布団を干したいというニーズが高く、引き違い1間窓に木製手すりを外部に設けて布団が干せるよう対策している。この木製手すりは外観イメージのアクセントにもなるが、無垢ヒバ材で厚み、幅もバランスよく設定されている。

・1階洗面脱衣室に隣接して「洗濯干し場(2.5畳)」があり、冬場の室内洗濯もの専用スペースがある。しかも内壁・天井・床は全てヒノキ板張り。これは他の人からするとウラヤマしい限りなはず。

・計算機を何度も叩いて確認したが、これで延床面積36坪なのだからお買い得である(笑)

 

 

2017.8.22 Reborn塩原(当日、見学会会場には居ません)

 

 

 

 

耐え難い、失笑。

Exif_JPEG_PICTURE 夏もひと段落したようですね。

実りの秋を目指して、果物がどんどん膨らみ期待もコノ腹も、膨らみます( ^)o(^ )

お盆の直前、千曲市に姿を現したH様の、

リンゴ畑の中に建つキューワン住宅、建て方直後の現場を訪問して参りました。

長野道上り、更埴ICから姨捨SAの高速道路の途中でチラ見できます^^

 

Exif_JPEG_PICTUREリンゴは個人的に大好きな果物です。

中学の時は、学校近くのリンゴ園で、生徒一同が摘果(てきか)作業を行いましたね。

リンゴ1つを収穫するのに、こんなにも繊細に根気がいるものかと、少年心にズシンとくるものがありました。

父親・母親の実家(塩尻市)では共にブドウをつくっており、幼少期お盆休みに訪問すると、ナイヤガラでしょうか、

とにかくひたすら高校野球を見ながらちゅっちゅしていた記憶があります。

あれはれで最高の贅沢な時であったな、と大人になってから分かるというもの。世の常ですな。

 

Exif_JPEG_PICTURE施工は坂田木材さん。

長期優良住宅、耐震等級3、外壁には付加断熱を施します。

なんかさらっと述べてしまいましたが、けっこうこれらを全てやっちゃうのってすごくない?

Hさんはさらに一歩足を踏み出し、太陽熱を給湯に利用する、いわゆるソーラーシステムをご選択。

さらにさらに、暖房はマキストーブなのであります。

こんなに地球を想ってくれている人がほかにいるでしょうか?

Hさんは学校の先生。

「自分がやらなくて誰がやる!」

そう意気込んでくれたのだと思っています。

最近は、坂田木材さんも営業段階でQ1住宅を提案することもしばしば。

採算性という点ではまだまだだと思っていますが、

「誰かがやり始めなきゃ、何も変わらない」

そう信じています。

現在プランニングを進めている方へもこんな風に押し付けようとしています(笑)

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付加断熱の費用対効果のことは、先ほど申し上げました通りなのですが、
防音性や躯体保護、熱橋レスによる温度ムラのない室内壁面など、数字に表すことのできない良さもございます。

国が示す次世代省エネ基準は、もう20年前の基準です。家電製品が家庭内になだれ込んできたとはいえ、家庭部門におけるエネルギー消費量は増え続けるばかりで、その主たる犯人は”暖房エネルギー”です。

次世代省エネ基準だ、高断熱だと叫んで全館暖房する家が増え、結果的にこれまで我慢しつつ「さみーさみー」と言いながら住んでいたアパート時代に使っていたエネルギーの何倍も消費しているのが実情だと思います。

ですので、私自身その反省もありますし、住人が住み始めた以降の光熱費が軽くなることは、建築技術者からのサプライズ的なギフトだと思っています。ケッキョクヒヨウヲハラウノハセシュナノデアルガ・・・
あと3年もすれば、次世代基準の次の基準が待っています。(期待を込めて)
(それでもきっと長野市はUa=0.5程度だとは思いますが)

手が届くのであれば、Ua=0.3前後は30年後くらいの基準だと思いますが、耐久性を含め長寿命の家を目指す方に、ぜひご採用していただきたいと願っています。

「次世代少年少女基準」と、個人的には言っています(笑)

ウィキペディアより
次世代省エネルギー基準(じせだいしょうエネルギーきじゅん)、もしくは、住宅の省エネルギー基準(じゅうたくのしょうエネルギーきじゅん)とは、1999年3月に、建設省により改正された日本の断熱化基準の通称である。
この基準により、先進国の中では最低だった日本の住宅の断熱基準が、やっと欧米基準の最低レベルに達するようになった[1]。ただし、次世代省エネルギー基準も、多くの先進国の断熱基準よりゆるく設定されている上、法的拘束力が無いため、日本の住宅の断熱化率は先進国の中でも最低である[要出典]。
2010年にドイツで行われたパッシブハウスカンファレンスにて日本の次世代省エネルギー基準の値を発表したら会場から笑いが起こった。さらに、この基準が義務ではなく努力目標であり、住宅の30%以下しか達成出来ていない事を発言したら会場から失笑を買った[2]。

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Exif_JPEG_PICTUREところでH様邸、築数十年の旧家と隣接しています。

そう、一部を「切り取り解体」をしました。

そして解体したところに新築したわけです。

今後、建て替え2世帯住宅が増えてゆくのだと思っていますが、

実はこういう、「もともと住んでいた人が、住み慣れたところをずいぶん残した増築的2世帯住宅」が本当は理想だと思っています。

確かに全部を建て替えちゃった方がすっきりさっぱりしちゃうのかもしれませんが、必ずしもしっくり生活ができないのだろうとも思うのです。

あくまでもケースバイケースではありますが。

 

Exif_JPEG_PICTUREさてさて歳をまたぐであろう大事業。

完成は来年の春になる見通し。いやはや年号もまたぐことになりそうですな。

これからの「暮らし方」のお手本となるような気がしています。

無事に進行してゆくことを、陰ながら支えてゆきたいと思っています。

今年の1月ドイツに行きましたが、ドイツの建築技術者に、「日本の住宅の断熱レベルは最低だ!だけど大工技術は世界で最高だ!!」

と褒められました。

その融合を図るべきです。

 

2017.8.19 Reborn塩原(食いしん坊度85)

 

千曲市木の家見学会(8/26-27)

 

Exif_JPEG_PICTUREなんだか気候が変なお盆休みでしたね。

休日前に比べ、あまりにも涼しく、適度な湿度。

「30年前はこれが普通だったよね~」などと、わたくし塩原は、松本市と長野市の実家へ行き、

体を休め、高校野球を中心に四方山話をし、どっぷり家族と過ごすことができました。

 

Exif_JPEG_PICTURE休みに入る直前、千曲市で建築中、もうすぐ完成の家を覗いてきました。

(施工:坂田木材(株))

内外、仕上がりの確認を。

大きな吹き抜けをリビングに持つ、木の香りがとても濃密なS様邸。

白い3枚羽のシーリングファンは、Sさんらしさが出ています。

1階は珪藻土左官塗り仕上げ、2階はクロス仕上げなので、吹き抜けの中間で見切っていますね。

吹抜けの照明器具はいつも悩ましいところ。壁付けのホワイトブラケットでした。

 

Exif_JPEG_PICTURE吹抜けに面する、2階のホール。

”手すりこ”がずらり。ぴしっと、カシッとできていました^^

手すりは冬場、最高の物干し掛けになり得ます。

布団だって、シーツだって干せます。

音は筒抜けですが、これぞまさに一体館、って感じです。

 

Exif_JPEG_PICTUREさすが材木屋さんがつくる家だけあって、いたるところに無垢板が。

洗面脱衣室はひのき尽くし。

住み慣れると感じなくなってくる木の香りですが、

ヒノキはけっこう香り続けます。

杉やパインはあまり香りを出し続けません。

新築できたての時は結構香るのですが、香り成分がもともと少ないのか、住み慣れて感じなくなるのか。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREこちらのお宅では、洗濯干し専用ルームがあります。

ここもやっぱりHI-NO-KI

ぜいたくだわあ~

パネルヒーターによる全館暖房。

Ua値=0.41

年間暖房用灯油消費量は780㍑と試算されています。

1㎡あたり6.2㍑。

次世代省エネ基準仕様だと約9㍑/㎡ですから、かなり優秀な省エネ性能を具備しています。

 

Exif_JPEG_PICTUREトイレは腰壁仕様になっていました。

写真ではすご~く細長いように見えますが、畳1枚分です^^

トイレの床や内壁はどんな素材にするか、

皆さん結構迷って決めてますね。

尿の飛沫、ファールボールは、この狭い空間では非常に掃除がしにくくなります。

かといって「汚れが目立たなきゃそれでOKなのか?」

という疑問もわいてきます。

清掃性という点ではビニール素材のものの方がいいように感じるわけですが、ま、ま、それだけじゃない。

トイレにはリラックスしたり、考え事をしたり、唯一「まるっきりひとり」になれる場所でもあるのです。

某メーカーは「レストルーム」と位置付け、高級便器も最近は売れ筋なのだとか。

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE外観はやや和風か。

ディプロマット屋根

西洋しっくい(プラネット・クイック&イージー)左官仕上げ

軒裏はパイン羽目板

で彩られています。完全に洋素材で固められているはずなのですが・・・。

敷地が広いので外構も楽しみ。

8/26()、27()で完成見学会です。

詳細はこちら、坂田木材HPへ

 

2017.8.17 Reborn塩原(ハラマワリ860)

長野市木の家10年点検

いよいよお盆休みが近づいて参りました。

体重が増えたためか、どうも腰の調子がおかしい。

腰回りにぬるいカイロを入れているように、なんだか熱いのです。

これは数年前にも経験しました。

その時は、その数日後にぎっくり腰になりました。

針治療で何とか中一日で復帰できましたが、あと数日でお盆休みだ、という状況まで似ています。

 

台風が去った後の昼下がり、長野市内に住む仲良しのTさん宅へ10年点検へ。

Exif_JPEG_PICTURE深い軒の出、木とヌリカベと白いサッシが特徴のRebornの家と酷似しています。

このころにはすでにシオハラ的外観デザインは確立していた様子。

Tさんとはいまも公私を通じていいお付き合いをさせていただいております^^

この仕事の何がいいって、建築主の奥さんとも必然的にたくさんのお話しをするわけですし、当時は3歳ほどのお嬢ちゃんもすっかり大人びていて、お声がけするにもオソルオソル・・・。

「元気そうだね」って切り出すのが精一杯なのであります。

 

DSCF2509玄関先も経年の美を感じます。

やっぱり本物素材はいいですね。

「アジ」といっては一言で済んでしまいますが、

時間と共に良くなるものは、やっぱりあるんですね^^

植物もそのひとつ。

木の家にはグリーンがとても良く似合います。

 

DSCF250610年前に敷設した枕木。

端っこの方は朽ちてきていますが、こういう表情が誠によい。

人間もこうやって命を燃やしているのです(笑)

 

「劣化しているのに美しい」

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURE10年を待たずに、3年前に再塗装した外観は、締まって見えました。

「木の家はメンテナンスが大変!」ってよく聞きますが、

木の家でなくとも建物のメンテナンスはそれなりにお金がかかります。

建てたら建てっぱなしじゃなく、やっぱり月に1万円くらいは積み立ててゆくべきだと思います。

 

 

DSCF2501目地なし左官ヌリカベはやっぱいいわぁ~^^

 

 

 

DSCF2519床下は約20℃。

束の間の休息・・・。

「おちつくわぁ~」

って、変態でしょ!

この穏やかな表情の自撮り(笑)

シロアリはここもやっぱり居ませんでした。

 

 

DSCF2504気をつけなきゃいけないのは実はデッキの裏。

ここにいろんなものを置いている人がいるけれど、

デッキはシロアリ保証の対象外です。

ここから家の中に侵入したら、それこそ自腹で修繕しなくてはいけません。

 

 

この記事を書いていてぞっとしました。

床下に潜っていて、もしもぎっくり腰になったらどうしよう・・・。

なったことがある人だけが知っているあの激痛と情けなさ。

 

2017.8.10 Reborn塩原(ハラマワリ850)

 

柱の腐れにご用心

先週末に行われた完成現場見学会は無事終了いたしました。

ご来場いただきました皆様、そして会場を快く提供していただいた建築主のSさん、

誠にありがとうございました<(_)>

 

さて、今年も台風シーズンが到来したようです。

まだ5号ですが、これから毎週のようにやってくると思うとぞっとします。

大きな被害が起きなければいいのですが・・・。

 

台風といえば22年前を思い出します。

大学4年生(正確には5年生!?汗)の夏休みに、一人で自転車で四国一周(お遍路さんと逆回り)の旅に出ました。

今でこそスマフォなど情報の仕入れはたやすいのですが、当時まだ携帯電話ですら持っていませんでした。

(なぜか一人暮らしのアパートに固定電話はありましたが・・・)

懐中電灯がついたラジオを持っていましたが、自転車に乗りながらラジオは原則聞きません。

なるほど、四国の海岸沿いの景色は素晴らしいものがありました。

 

室戸岬に到着したのは出発してから1週間後くらいでしたか、野宿生活にも慣れ、浜辺の公園でテントを張って、ウィスキー片手に、

懐中電灯で椎名誠の本を読んでいました。そう、ラジオはつけずに・・・。これぞマイホームといわんばかりに・・・。

 

深夜、、、

いったい何時だったのでしょう?

ものすごい突風がマイテントを揺らし、眠りから覚めます。

次の瞬間、テント、いやマイホームが宙に浮きました(”Д”)

 

幸いにもペグで四隅を固定しておいたので、そのままモモンガ状態でばさんばっさんと、

そしてすぐそこには波が打ち寄せ、

「あわわ、、なんで??」

・・・

あの時が人生で最も死に近かったのかもしれません。

ペグをひっこ抜き、テントごと引きずって、

50m先のネズミ色のブロック造公衆トイレに逃げ込みました。

 

それから夜が明けるまでずっと、大いに荒れる海や、これこそが台風、といった感じの渦巻く真っ黒な雲を眺めていました。

 

情報がない生活を続けると、

ラジオを聞かないと、

五感を研ぎ澄まして気候を読まないと、

大変なことが起きる典型的な例。

皆さんもせっかくスマフォやパソコンやテレビやラジオを持っているならば、

天気予報ぐらいは、ね。(^_-)-☆

 

S__7012359週明けの月曜日は関西でオペを。

柱の根っこが一部腐っていました。いっけん何の問題もなさそうな柱の根元部分。

少し黒ずんではいますが、まさか・・・。

 

築7年。まさか自分の家がこんな風になっちゃうなんて、

って、Hさん感じたのではないでしょうか?

カナヅチで叩くとパフパフした音が・・・。

 

進行度合いはステージ2といったところでしょうか。

部分補修で済む範囲でよかったです。

 

S__7028738

バールや-ドライバーで簡単に削れてゆきます。

シロアリ被害ではなく、腐れ。

つまり腐朽菌が木を食べてゆくのです。

 

 

 

 

DSCF2461丸ノコやノミ、マルチツールを使って、腐朽部分を削り取り整形。

これがあまりにも範囲大だと、柱の交換も考えなければなりません。

幸いにも深さは最大約7cm。

柱が18cm角なので、部分的に補修でよいと判断しました。

 

DSCF2464消毒液であるホウ酸水溶液を、刷毛で刷り込むように塗っておきます。

ホウ酸は無機材で、木に染み込み、留まる性質を持っています。

医療でも消毒液としてけっこう使われているらしい。

水に溶けると無色透明。臭いもありません。

 

患部にネチネチとこすり付けます。

 

DSCF2467念のため、ホウ酸が棒状に固化されたロッドも打ち込んでおきます。

 

DSCF2469形を整えるために、ACQ加圧注入された木材をはめ込みます。

 

DSCF2474約2時間のオペは無事終了。

これでひとまず安心です。

今回は、家主さんの早期発見に尽きると思います。

自分の家に関心を持ち、定期的に点検することが大切です。

リボーンでも築後1年、3年、5年、10年、15年、20年と点検を行うべく、ご案内をお客さんにしていますが、毎年点検はお客さんの費用負担もさることながら、リボーンのマンパワー的にもできません。ぜひ1年に一回は、家主自身の手で、金づち片手に、家の周りをコンコンしてみてください。

 

IMG_6288そして天気予報や台風進路についても定期的にアンテナを立てましょう。

最近はテレビを見ない、新聞もとらない、という方が増えていると聞きます。

見るのはニコニコ動画やYouTube。マンガやLINEのみの生活では、”今”がわかりません。

 

自分の実は自分で守らなければならない。

22年前のあの光景を思い浮かべながら、土砂降りの名神高速を東に向かって走りました。

 

ん?

なんか矛盾してる?

 

2017.8.8 Reborn塩原(情報を得たうえでどう行動するかは最終的に自己責任なのだ)

酷暑!見学会初日

最高気温36℃!?

長野市はもはや避暑地とは言えない雰囲気に包まれてきました( ;∀;)

 

ここ1週間準備をしてまいりました長野市高田の完成見学会の初日は、びんづる祭りも開催。

おかげさまでたくさんの方にご来場いただきました。

誠にありがとうございました。

 

Exif_JPEG_PICTURE昨日、クリーニング屋さんとナワバリ争いをしながらデコりました。

全て100円ショップでデコ品を購入。

少し生活感を出しながら、室内空間のイメージを持っていただくよう配慮しました。

一年中で最も暑い時期である8月の上旬に開催をしました。

階段吹き抜けに設置した2.8KWの壁掛けルームエアコンは25℃設定で冷房運転。

1階はマックス28℃くらいまで上昇しましたが、扇風機との併用で体感温度を下げることでなんとかしのげるのではないかという提案を具現化しています。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE今日は長野市でも台風の影響か、湿度が大変高く、

21:00を回った現在でも外は蒸し暑さが残っています。

面白いのは男女の快適温度の違い。

総じて男性よりも女性の方が快適温度が高いのではないかと感じました。

 

明日もご予約が入っています。予想最高気温は34℃。

ご来場お待ちしております。

 

2017.8.5 Reborn塩原(本日推定発汗量2000ml)

 

完成見学会・直前情報

ついに本日、長野市高田・ご夫婦&お子さん3名→ご家族5名様のための住宅が完成しました!

明日はハウスクリーニング&見学会準備を行い、これまで告知して参りました見学会を予定通り開催することができそうです^^

8/5()10:00~19:00

8/)10:00~16:00

ありがたいことに、ご予約もけっこういただいております。

予約状況はこちらでご確認ください(ページの下の方)

駐車スペースが少ないため、ご予約をいただいたお客様を優先的にご案内させていただきます。

ご予約をいただかずに、お車でご来場いただいた方は、駐車スペースがないことが予測されますので、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。

また、乳児や小さなお子さん連れのご家族も多いことから、42インチテレビとDVDレコーダーを会場室内に設置いたします。

いくつかのDVDをご鑑賞いただけますが、もしご自身で観たいDVDがございましたら持ち込んでご覧いただいても結構です。

また、オセロゲームも用意しておきます。将棋はありません(笑)

ベビーベッドも準備しておきます。スタッフに限りがございますので、おそらくお子様たちの動きまで気が回らないため、お子さんあるいはお母さんを休ませたりできればと考えております。

 

明日8/4(金)発行の信濃毎日新聞・不動産情報にも広告を掲載いたします。

こちらでも予約制であることはPRいたしますが、ご近所の方なども見学会会場にお越しになるケースも多く、

できるだけ、予約状況をご確認の上、メール、FAX、電話等でご予約を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

 

☎電話  8/4(金) 9:00~17:00 026-274-5485(内海まで)

8/5,8/6 090-1121-3993 (塩原の携帯電話ですが、内海または佐々木が出ます)

✉メール  info@reborn-nagano.co.jp

FAX      026-274-5486  見学会開催時間中は確認できませんのですみません。

 

なお、8/5(は長野市びんづる祭りが開催されます。

案内図を参考に、渋滞にご注意くださいませ。

 

それでは、直前の様子をすこし覗いてみましょう^^

Exif_JPEG_PICTURE本日午後4時頃の外観です。

Rebornらしく、深い軒の出、西洋しっくい左官仕上げ、外壁グラスウール100㎜付加断熱による窓引込み納め、白いサッシ(シャノン)、軒裏パイン、屋根ディプロマットです( ^)o(^ )

「和風ですね」と言う人あり、

「ヨーロッパ調だな」という人あり、

「シャレオツだ」という人あり( ;∀;)

 

Exif_JPEG_PICTURE室内はいつにも増して無垢の木がふんだんに用いられています。

内壁はすべての部屋で脱ビニールクロスとし、西洋しっくいの左官仕上げ(プラネット・マーブルフィール)またはローラー塗装仕上げ(プラネット・フェザーフィール)。

木部の塗装もプラネット社のウッドコートという自然塗料を用いています。

ちなみに外壁も西洋しっくい=プラネット社、クイック&イージー、という材料です。

無垢床フローリングは1階はサクラ、2階はパインです。

見学会会場では自然オイルクリア―塗装をしていない場所もあります。

(見学会の後に、DIY塗装していただきます)

会場室内では、靴下の着用をお願いいたします。(Rebornでも用意しております)

 

外壁はプロの左官職人さんによってですが、木部内外のすべての塗装と、室内の西洋しっくい左官or塗装は建築主であるSさんご夫婦のみによるD.I.Y.にて行いました。

 

Exif_JPEG_PICTUREリビングのテレビ背面の壁は縞々模様になっています。

上部に間接照明を配して、左官塗り壁の味わい度アップに貢献しています。

大工さんによる造作TV台カウンターL=3.5mは、壁のみで支えられており、宙に浮いた形です。

ちょっとドイツのテイストっていうんでしょうか、

スリットに飾り棚をどこにでも差し込めて、小物雑貨などで飾り付ける愉しみがあります。

テレビは壁掛けを予定しております。

 

Exif_JPEG_PICTURE1階リビングに面して6畳洋間が隣接しており、

建具と言うよりは可動式の間仕切りと言ってよいと思うのですが、

三層パネルを4枚に分割した引戸で仕切ることができます。

三層パネルは、2.5m×2.0mの巨大な原版が売っておりまして(今回の購入先は、新潟の上野住建さん)、

厚さは35mmと19mmがあり、この巨大原版からドアや引き戸、テーブルや下駄箱の扉などを今回あつらえています。

家全体をこの三層パネルによって建具・家具を統一しております。

木の種類は北欧産のスプルース。樹種は実はいろいろあるのですが、テイストフィット且つ一番廉価でしたので、塩原の提案を快くご採用いただきました。

 

Exif_JPEG_PICTURE閉じるとこんな感じです。

四枚引き戸、というのはなかなかこの世の中に既製品がありません。

特注で何社かは製造できるのかもしれませんが、たいていは建具屋さんに作ってもらうことになります。

通常はこのセットで20万円くらいするでしょう。

が、三層パネルを使うと、、、。!?

知りたい方は会場で(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE洗面脱衣室もさくら色のパネルヒーターが、なんとも言えずかわいらしい^^

内壁・天井はSさんによるDIY西洋しっくいで攻めてます(笑)

洗面台はパナソニックのCライン既製品。

やっぱり造作でつくるより安くできますね。

シンプルですがちょっとしたグリーンが似合う、清潔感のある空間に仕上がりました。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階に上がるとそこにはホールと呼ぶには抵抗がある、

集まれる空間があります。

セカンドリビングと言ってよいと思います。

4畳半の畳コーナーという位置づけです。

バルコニーに面していて、窓下には横長のパネルヒーターも備わっています。

見学会当日までに畳は入りますが、さて何色の畳でしょう?

 

 

Exif_JPEG_PICTURE私はずっと前からこの窓をよく設計に盛り込みます。

1.2m角のでっかい よこすべり出し窓。

ここから見える景色がよいと、素敵な窓辺になること必至。

今回は寝室の東面に採用しています。

この時期朝は午前中鋭い直射日光が室内に入り込んでくるので日除け措置が必要にもなりますので、ひさしはマスト。

できればすだれやスクリーンをつけたいところですが、景色の見え方によっては、あるいは外観デザインによっては興ざめしますので、注意しないといけません。

 

Exif_JPEG_PICTUREこんな風景が見えます。

混みあった住宅街にあって、この眺めは奇跡的。

某結婚式場の超とんがった屋根が見えたり、遠くに山が見えます。

こういうのを「視界が抜けている」と呼ぶわけですが、建築士は最初に敷地を下見に行くと、こういうところを探す習性があるのでしたね。

目の前には電線もありますが、鳥がとまっていたりもしますので、苦になりません。

設計者目線では、この窓がナンバーワンウインドーなのでありまする。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階階段付近。

2.8Kの壁掛けエアコンで全館冷房しようというものです。

2階は少し冷えすぎになりますが、1階は直接冷房冷気を感じないので、エアコン使ってる感がない冷房として好評です。

工事中は室温も30℃を超えておりました。

高断熱の家はいったん温まると今度は冷めにくい性質も併せ持っています。

石膏ボードなど重い素材は特に蓄熱性が高いので、なかなか温度を下げられません。見学会までの数日は、設定25℃程度で連続冷房運転をさせておきます。

あと2週間後はお盆。8月上旬は一年で最も暑い時期なので、この機会にぜひ「夏の高高(高断熱・。高気密住宅のこと)」を体験してください。

この状態が無理!、という方は、あまり悩まずに1階にもエアコン2.8kWを付けちゃってください。

長野は恵まれていて、夕方6時を過ぎれば、必ずと言ってよいほど気温がぐんと下がります。日によっては22~23℃まで下がる夜も。

だから原則夜間は通風によって室内温度を下げましょう。

夜間でも開けておける窓を計画に盛り込みましょう。

2階は比較的開けておいても抵抗がありません。

問題は1階の窓です。

防犯上心配であれば、1階のキッチンのレンジフードを回しておくのも家の中に外から冷気を取り込むことができる手法です。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREこの家のシンボルともいえるステンドガラスです。

会場の、どこかに飾ってあります。

けっこう気づきにくいところにありますので、もし発見できたらこのステンドガラスにまつわるストーリーをスタッフにぜひお尋ねください(笑)

このステンドガラスも、実はD.I.Y。

Sさん、こんなところにつけましたが、OKでしょうか?

(ッテ、コンナトコロデウチアワセシテヨイモノカ?)

 

Exif_JPEG_PICTUREご夫婦仲睦まじく、この先ずっと。この家を住みこなしていただきたいと思っています。

お二人がDIY作業を通じて残したものは、バクダイです。

きっとカンオケまでもってゆける、貴重な体験だったのではないでしょうか。

 

Sさん、

知ってました?

お二人が作業をしている横で、僕が中島みゆきさん作詞作曲の「糸」を口ずさんでいたのを。

 

D.I.Y.はもはや恥ずかしいことでも、仕方のないことではありません。

むしろ、D.I.Yは最高の贅沢。まさに「糸」の具現化ではあるまいか。

「糸」uruさんバージョン YouTube

(ナンドキイテモナケルネ)

 

2017.8.3 Rebonr塩原(ウルウル度100)

 

燃えない断熱材を使いましょう

日経アーキテクチュアという業界専門誌に、先日ロンドンで発生した高層マンション火災の記事が掲載された。

グレンフェル・タワー

IMG_6256表題に、「炎の死角」とある。

石油由来の発泡系断熱材で、11年前に外断熱で断熱改修されている。

外壁は金属性被覆材で覆っていた。

鎮火までに12日間を要した原因を、

外部を覆っていたこの金属が消火を妨げ、通気層が煙突効果で可燃性断熱材をどんどん上階へ延焼させたと解説。

さらに記事は断熱改修されたその工法の詳細を図示し、可燃性である断熱材の外張り断熱に対する問題点や緊急点検を促す形で書かれている。

 

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こんなことは分かり切っていたことなのに・・・。

死角だなんてとんでもない!

 

そう感じた建築関係者も多くいたはず。

でなければ、グラスウールやロックウールなど不燃あるいは難燃性の断熱材を使用する理由が見つからない。

それでもまだ付加断熱材にフェノールフォームやポリスチレンボード、ウレタンを使用しますか?

石油由来の発泡系断熱材は、施工性がよい、断熱性能を示す熱伝導率が優秀。

ゆえに工期の短縮や断熱性能の高い外皮を簡単に作れてしまう。

 

DSCF6418「だがしかし」

という想いでこれまでやってきた。

建物には、お隣りが火事になって延焼することや、雷が落ちたり、

電気系統でショート、発火する可能性だってある。

自然塗料をふき取ったウエスが直射日光を浴びて発火したり、

玄関先で花火をしていて、風で建物の方に炎が向かってしまったり、

とにかく着火しやすいものを付加断熱で用いることなかれ、

体験者や事故検証結果から教えられてもきたし、肝に銘じてきている。

 

 

地震雷火事おやじ。

地震に強い建物は誰もが求めるが、なるべく燃えにくい材料でつくることを私たち設計者はもっと考えなくてはならないと思う。

木造でも、火災保険が大幅に減額となる「省令準耐火構造」をつくりやすくなってきた。

公共施設など大型建物であっても、木造で「燃えしろ設計」という、ある程度大きな断面を持つ木構造であれば、木材をあらわして内装に出すこともできる。

 

 

今日から8月。炎を最も目にする季節が今年もやってきた。

22年前、わたしは千葉県の大学生。当時加入していたサークルの合宿で木島平村に来ていた。

御多分にもれず大学サークルの合宿はすさまじく元気で、

私も仲間の何人かで、焚火を囲んで花火をやっていた。

手持ち花火片手にフェンシングのような戦いを挑んだり、

線香花火の、あの玉が落ちる寸前まで手のひらをかざして、その反射神経の素早さを競ったり、

挙句の果ては全裸でお尻にドラゴンと呼ばれる噴射型花火を挟みつつ全力で走ったり・・・。

 

あの頃はずいぶんよくない遊びをしたものだと、「炎の死角」記事を読み進めた。

 

お盆休みには、建物の周りで花火をやる機会も多いはず。

みなさん、

くれぐれも、

壁のいちばん下側には気を付けてください^^

 

2017.8.1 Reborn塩原(線香花火やりたい度60)

 

 

 

DIYで叶えたしっくいの家

まったくもって梅雨。

じめじめジトジト、、、長野市も熱帯雨林的気候になっております。

熱帯雨林には行ったことないですが・・・。

来週末に完成見学会を控えた長野市高田のS様邸。

いよいよ大詰めとなり、仕上がってきました^^

Exif_JPEG_PICTURELDKは一体化。

天井には杉の無垢板を張っています。

構造体の梁をちょい見せ。

同系色ではありますが、少し色を変えて天井面のアクセントとしています。

TV台は造作で、アクセント壁として横スリット、間接照明を備えてあります。

 

Exif_JPEG_PICTUREキッチンシンクは人工大理石天板&シンクも人大ピンク。

ピンク色をこよなく愛す奥様たってのご希望でした。

最初は「えぇ~?(泣)」を連発していたご主人も、

ピンクは木の家に合う、ということを悟ったのでしょうか、

この家にはいたるところにピンクが散りばめられています^^

ピンク、って呼ぶからちょっと抵抗が生まれるのかもしれません。

これからはサクラ色と呼びましょう(笑)

 

Exif_JPEG_PICTUREリビングに隣接して6畳の洋間があります。

これを計画に盛り込むと、やっぱり延床面積は35坪程にはどうしてもなっちゃうんでしたね^~^

4枚引き戸を上吊り方式で間仕切りがわりに。

引戸は大判の3層パネル(スプルース)から切り出した造作品。

あくまで木の質感や重量感にこだわりました。

 

Exif_JPEG_PICTURE塗料はオール自然塗料(プラネットカラー)。

シーダー色を中心に、ミディアムブラウン、マホガニー、クリアなどを混ぜながら微調整しています。

塗装工事はすべてDIYで建築主施工です。

もちろん内装しっくい仕上げもDIY。

よく頑張りました!

照明器具も半分以上が施主支給品。いまや定番化してきた施主自身でのインターネット購入ですが、

ちょっと検索しただけで、「え~、これこんなに安いのかぁ~」と思うのは私だけではないでしょう。

 

Exif_JPEG_PICTURE廊下ゼロの開放的間取りです。

「開放的間取り」は、聞こえはいいのですが、

さてトイレはもろにリビングやダイニングに面していていいのか?

玄関からお客さんが室内に入った時にどこを通るかなど難点も多くなります。

この辺り、どこまで許容できるか、何を優先するのかしないのか、

床面積にも大きくかかわることになりますので、当然工事費に影響大です。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階ホール。

床に畳が敷かれます。

セカンドリビングとしての活用。

最近その利用頻度が問題視されているベランダを最大限活用しようという狙いもあります。

あそこにもピンク色の、あ!、さくら色のパネヒがありますね^^

 

Exif_JPEG_PICTURE2階のホールは書斎コーナー的にデスクも備えられ、エアコン、パネルヒーターも備わっています。

エアコンはこの1台で全館冷房を。吹き抜けがないので、階段を通じて1階に冷気を注ぐ、そんなイメージです。

2階のホールの利活用は最近注目されていますが、

単に洗濯物を干すだけでなく、こうして人が溜まるような使い方もグッドだと思います。

梁はホワイト塗装。

照明器具のカサはグリーン、パネヒはレッドと、北欧感が出ています。

 

Exif_JPEG_PICTURE寝室のパネヒはグリーン。

Exif_JPEG_PICTURE洗面脱衣室のタオル掛け式パネヒはサクラ色^^

色が内装を華やかにするということはよくある事ですが、

このくらい思い切って好きな色を使うのは、自分の家だという自覚がある証拠です。

家は工務店やハウスメーカーが作りそれを買う、っていうのが一般的ですが、

リボーンの方針だと「やりたい人はやってみよう」ということになります。

その表現として”D.I.Y”という風になっていますが、そうした意欲でお施主さんに家づくりに取り組んでもらえると、

家づくりはもっと楽しくなる、納得がデキる、本当の意味で愛着がわく。

結果的にそのことが建物を自身でも維持管理し、永く暮らし続けることができる家になるんだと信じています。

 

Exif_JPEG_PICTURE「スクラップ&ビルドの時代からの脱却」とかって言われても、なかなかそうはいかない現実も目にしています。

「住宅ストック時代の突入」なんていう理想論的なのぼり旗も掲げられています。

 

リフォーム工事を通じて、日本の家づくりは、作り手(メーカー)主導になっているとつくづく感じています。

そこからの脱却は、「住み手がいかにこの家を愛しているか、誇りに思っているか」という点に尽きるのではないか、という想いがあります。

今回もまた、おじさんのボヤキが出てしまいました。

 

今回の見学会会場は駐車スペースが4台ほどしかとれません。

苦肉の策ではありますが、ご予約を入れていただいた方には優先的にご案内できるようにしたいと思います。

現在の予約状況の確認や案内図はこちらをご覧ください➡8/5,8/6完成見学会のお誘い

2017.7.29 Reborn塩原(毒度3.5)

 

 

ファサードラタン

また聞いたことないような言葉が出てきました^^

憶えておいてください。

Exif_JPEG_PICTUREスノコ状に張った外壁です。

秋田の西方さん自邸もそうですが、けっこうドイツでは流行っている様子です。

外壁というと一般的には隙間がなく、第1防水ラインとして機能するわけで、

日本では圧倒的に窯業系サイディングが多い。

しかしファサードラタンは、どちらかというと、外壁面の温度を押さえるために機能させます。

Exif_JPEG_PICTUREスノコ状(間を空けて板を貼る)になるので、一般的には白い色をしたタイベックシートが見えるようになりますので、

ファサードラタンを採用する場合は、黒いシートを張ることになります。

これもやはりドイツ製。

先日のブログでも紹介しましたが、外壁にそのまま張ってお~しまい、でもいいんじゃないかって程の対候性を持っています。

 

Exif_JPEG_PICTUREこの写真は今年の1月にドイツに行ったときのものですが、幅の異なる板をわざわざ貼って、デザイン性を高めています。

色がまばらなのもいいですね☆

このときから私にもファサラタ炎が燃え盛りました(笑)

ドイツ訪問記ブログ

 

Exif_JPEG_PICTURE縦に張るのもいいのですが、横張りもけっこういい感じです。

縦張りの場合は、ふつうの何も加工していない板でよいのですが、

横張りの場合は、板の上端(うわば)に水が残って腐らせる、あるいは雪が乗っかって凍る恐れもありますから、

斜めに引き割りたくなるのが技術者のサガ。

その加工が非常に面倒で、現場で大工さんにお願いするには無理があります。

おそらく誰もやってくれないのではないかと思います(笑)

 

 

Exif_JPEG_PICTUREいろんな材木屋さんに声を掛けましたが、基本的にはNG。

かの坂田木材さんにも当然話を持ち掛けましたがNG。

「あ~ぁ~・やっぱり縦張りしかできないのかなぁ~」

って諦めかけていたところに、「できますよ♪」の鶴の一声が松本の方から聞こえました^^

そしてついにその第1号(試作材)が長野市のReborn新築現場に到着です。

平行四辺形に加工された長野県産の杉材。見付け幅90㎜、厚さ20mm、長さ3m、特一等材のようで死に節はわずか。

勾配は45°になっています。材料を運ぶときは素手は危険。手を切る恐れありです。現場でとんがった先は鉋で面を取りました。

レザックACQという防腐材を、加圧注入で含浸させての登場です。

 

Exif_JPEG_PICTUREこいつをバルコニーの手すり壁に張りました。

どうです? なかなかいい感じじゃありません?

わたし個人的には無塗装がいいと感じました。

数か月でねずみ色に変色してゆくと思います。

取付はステンレスのビスを脳天から。

このベランダ手すりは直射日光も年中当たりますし、屋根がないために、住宅の中で最も傷みやすい部位であることは住宅関係者なら誰もが知るところ。

サイディングを貼れば反り、コーキングの劣化・割れ、左官塗り壁ならば、雨だれのシミがとても目につく場所です。

 

Exif_JPEG_PICTURE持ち出しバルコニーは1階の大開口窓の日除けにも役立ちます。

2階屋根の軒の出も1.2mと思い切って出しましたが、それでも雨が降ると、このバルコ手すり壁は雨に当たります。

それならばいっそファサードラタンはどうだろう?

そんな発想で今回は多少お客さんを洗脳する形で採用させていただきました(笑)。

左官ヌリカベとも相性はばっちりです。

斜めカットの角度を30°程度に変えてもいいと思いますのでリクエストしてみます。

 

 

8/5()、6()と完成見学会を開催させていただく運びとなりました。

駐車場があまりないので、準予約制とさせていただきます。ご希望の方であらかじめ時間が分かっている方はぜひご予約をお願いします。

★8/5・6見学会の概要はこちらをご覧ください(予約状況もこちらで確認してください)

2017.7.27 Reborn塩原(Fラタン指数0%)