| 株式会社Reborn(リボーン)

千曲市中・S様Q1.0住宅、上棟!

IMG_7573 IMG_7566千曲市中・S様上棟おめでとうございます。

加工場の水害によって作り直された躯体が現場に届いたのは先週の水曜日。

土台据付け→先行足場を経て最短日程でこの日を迎えました。

建て方の担当大工チームはナカソネ親子withその仲間たち。

棟梁はメンバーのなかで最年少のりょうた君。

休憩時の会話で、「オレ、ケッコウベンピナンデッスヨネ」と聞きました。

どきっ。

心の中で激しく同意しました。ここ最近私もベンピなのです。

思い起こせば水分補給が足りていないのかも。加えて不規則な生活リズム。

年に何回かこういうのがありますが、けっこうツライよねー。

それでも私はその気配がなくても便座に座って待ってるんですがね。

♪わたしまーつうーわ

いつまでもまーつうーわ♬

心の中で歌ってるんですが、今のところ待ちぼうけです(笑)

IMG_7585もとい。

10時のいっぷく中。

1階の梁が納まりました。強い風が吹き荒れる秋空。隠れるところがありません(笑)

足場も骨組みをぐらぐら揺れています。

このお宅もそうですが、千曲市は最近どんどん農地が宅地化していますね。

長野市内に適当な土地がなく、比較的ゆったりとした広さを求めるのであれば千曲市はかなりアリです。

全体的に地盤もそこそこ良いですし、雪も少ない。交通の便も大変よく、関東へも名古屋方面へもアクセス良好。

しいていうならばはやり千曲川による水害と新幹線が止まらないことか。

 

IMG_7595 IMG_7596それにしても日が落ちるのが早くなりました。

17時でもう照明が必要です。来月の冬至まで今後まだ早くなるのですから困ります。

大工さんチームのガンバりにより、屋根下地まで終えることができました。

翌日には屋根を葺き始めます。

「なんかあっという間にここまで来ちゃうんですね」

って建築主さんから言われます。

「ええまあ、フツーです(‘ω’)ノ」

なんて飄々と答えていますが、前もっての下ごしらえ、下準備があってこそのこと。

料理と同じで、作業のほとんどは下準備なのです。チャーハン炒めるの30秒でしょ!

 

IMG_7617のコピー”人間は自然にあらがうことができない”

そんな当たり前の事を台風19号から学んだ気がします。

そしていかなる時も前向きに考えることの大切さを実感。

日本中どこに行っても完全に安全な場所などはなく、

かといってあらゆる保険に加入するというのもおかしな話ですから、

その土地や地域のリスクを知りつつ、情報を得、早めに逃げる、「仕方ない」も心の内に

そんな風に生きてゆかねばと、考えた上棟式でした。

Sさん、おめでとう!

人生も現場もいろいろある!!

2019.11.19 Reborn塩原

 

松本市上棟式はひのきの香りがぷんぷん

IMG_7445「そこ触れないでっ!」

父親として、高1と中2の娘に触れ合うのは深夜。

職業柄、仕事が深夜に及ぶこともちょくちょくですが、

最近えらく夜更かしをしており、母親(妻)に内緒で背中に乗ってもらったりしています。

もちろんアルバイト目的ですが・・・

そこ触れないでは某アイドルグループのニノさんの結婚報道について。

よほどショックだったのか、背中を踏む足取りに覇気がありません。

これでは時給300円です。

 

IMG_7468本日秋晴れの中、松本市K様上棟式を開催。

枝ぶりがまぁるいケヤキの樹がすっかり紅葉し、風が吹くたびに葉を落としています。

屋根ディプロマットは久しぶりのカフェ色。

約5年ぶりの採用となりましたが、秋に良く似合います(笑)

太陽高度もずいぶん低くなりましたね。

この家には太陽集熱→温水で給湯と暖房へ→LATENTO が採用されています。

過去Rebornでは、甲府市、飯田市、松本市、千曲市、千曲市と5棟の家にLATENTOシステムが採用されてきましたが、これで6棟目。

LATENTOの発売元であるドイツIVT社の方より聞くところによると、日本で一番のお得意様工務店らしい。

 

IMG_7470屋根は2段構え。いつもの如く切妻屋根です。

軒の出は深く、3寸勾配とゆるく、どっしりとした外観になっています。

1階は差し掛け屋根となっていますが、日本の伝統的な工法でパっとしない、なんていわないでください。

冬は日射を家の中に取り込み、夏は日射を遮る。

そうした日差しを季節によってコントロールしてしまうのがこの2段構えの屋根となります。

ずっと昔からこのような屋根のかたちが残ってきましたよね。

 

IMG_7441建て方工事から約1週間が経ちました。

この家の骨組みは、施主(ご主人)の生まれ故郷である阿南町(長野県の最南端)のヒノキでできています。

現場にはひのきの、あのいい香りがぷんぷん漂っています^^

あまり詳しくは話せませんが、このヒノキを製材している材木屋さんが阿南町にあり、

施主であるKさんご夫婦は、その材木屋さんの社長と社長夫人が間を取りもったと聞いています。

「家を建てるなら、あの材木屋さんから買いたい」

家づくりを始めるにあたって、Kさんはそう決めていたように私には感じましたがどうでしょうか。

 

IMG_74791階では床断熱が終了。

少し陥没しているところがありますが、どうやら猫の仕業か?

高性能グラスウールは25cm程詰まっています。

このあと構造用合板を、作業床としてあるいは防湿気密層として全面に先に張ってしまうのがリボーン流。

結果的に気流止めを施工したことになるので、壁の中に床下空気の流入をさせません。

一般的には逆なんですよ!

先に壁をつくってそのあと床、よそでは90%以上がそうしているはずです。

 

IMG_7478差し掛け屋根部分は勾配天井仕上げとなります。

昔の家には必ず縁側というものがありました。

屋内というか屋外というか・・・、非常にあいまいな場所だったわけですが、

現代の家づくりでは明確にしないといけません。

この家の場合は屋内。

LDKと学習コーナー、それに洗濯物を干すスペースとして活用します。

 

IMG_7448-1Kさん、上棟おめでとうございます。

地元の木をつかって家を建てるなんて、叶えようと思ってもなかなかできるものではありません。

その心意気、ご配慮、意志に応えることができたでしょうか。

さっそくDIY塗装に義父とともに取り掛かっていましたね。

きっと唯一無二、これぞオレ流の家ができることでしょう。

完成は来年の3月上旬。春と共にここでの新たな暮らしが始まります。

2019.11.16 Reborn塩原

 

千曲市キューワン住宅、ついに!

IMG_7414千曲市中、キューワン住宅新築=S様邸土台据えを行いました!

いや~、ここまでくるのはホント長かった。

建築主のSさんもよくぞ耐えてくださいました。

そうはいってもどうしようもなかったんです。

そう1か月前の台風19号で、一度土台・柱・梁・桁などが準備されていた加工場が被災。

そのすべてを加工しなおすのに1か月かかりました。

加工場は当然稼働できず、かろうじて残ったというCAD加工データを他のプレカット工場に移送。

かなり無理を言って最短で加工をしてもらいました。

 

IMG_3696-1工事に取り掛かったのは7月。夏真っ盛りの季節でした。

田んぼだった土地を分筆、農地転用、すき土、L型擁壁、盛土、柱状地盤改良を経て、ようやく基礎工事。

上下水道の道路からの取り出し工事なんかもあって、まさにフルコース。

そういえば最近フルコースのディナー、行ってないなあ(*´з`)

たまには家族サービスをせねばなりません。

もとい。

基礎工事は10/中旬に完了し、さあ建て方だ!というタイミングでまさかの・・・((+_+))

 

IMG_7408-1それにしてもどうして「待つ」時間は長いのか?

よく「歳をとるごとに月日が流れるのが早いよねー」と言いますが、確かに私自身そう感じています。

一説によると、「待つ」ことが時間の流れをゆっくりさせるのだと。

つまり我々大人は、常に時間に追われ、待つということ自体が子供のころに比べると圧倒的に少ないのではないのか。

「待ち遠しい」という行事やイベントが減ってしまっているのではないだろうか。

クリスマス前、おもちゃ屋さんの新聞折り込みチラシを毎晩眺め、親に申告し、クリスマスを待つ自分が思い出されます。

時代は令和。牛丼屋、ファーストフード、コンビニ、ちょっと待たされると嫌だな、と思ってしまう自分がいます。

「並んででも食べたい」、そう思えるおいしい料理店に行けばもっと時間がゆっくり流れるのかもしれません。

 

IMG_7417ふたたびもとい。

お風呂(ユニットバス)の周りには気密パッキンなるものを下に敷いて土台を据えます。

土台は基礎にあらかじめ埋め込んでおいたアンカーボルトで接続されます。

床断熱の場合、床下は換気をすべきですが、ユニットバスの下は換気すべきではないのでこうした対処が必要なのです。

ナカソネ大工は慎重に隙間のないよう、丁寧にこの気密キソパッキンを敷きならべてくれていました。

ところで基礎断熱工法を採用している家が床上浸水した場合どうなるのでしょうか?

床下には浸水しない? いや少なくとも床下も換気しているはずだから、床上浸水したら床下もプールになっているはずだぞ。

 

IMG_6409-1実は台風19号がやってきた当日、幸いにも天井兼用のネダレス合板をプレカット工場に引き取りに行き、リボーンに持ち帰ってきていました。

いつもの如く、建築主にてDIY塗装をしてもらうためにです。

Sさんにとっては、工期が1か月以上遅れてしまうというご迷惑をおかけしてしまいましたが、

幸い現場は浸水を免れ、関係する職人さん業者さんたちもスケジュール変更に応じてくれ、こうして待ち遠しい建て方を迎えることができました。

先日産まれたばかりの子供にいつか、

「あなたが産まれた年に家を建てたんだ。工事の途中で大洪水があったんだよ。東京オリンピックの前の年。2019年さ」

ってフルコースディナーを囲みながら微笑むときが来るてほしいですね(*^-^*)

今年もあと45日。いや、45日もある。

2019.11.14 Reborn塩原

小布施町-35坪規格プランDIYしっくいはじまる

IMG_7323さすがにもう台風来ないだろうと、足場のネットを復旧してきました。

小布施町T様邸。この写真を撮ったあと、再びグレー色のベールに包まれました。

はやいもので一か月が経つんですね・・・。

弊社Rebornは、直接的は被害はありませんでしたが、取引先や家族親類やOB宅に被害があり、ありとあらゆる業務の場面で影響が出ているのが実情です。

しかしここ1,2週間は、すでに予定されている工事をできるだけスムーズに進めるべく注力しています。

大きな壁はやはり人手不足。

建築・建設現場では昨年あたりからこのことが問題視されてきましたが、いよいよ職人さんが枯渇してきている実感があります。

 

IMG_7309 IMG_7307現場はすでに大工工事が終了し、内装工事へ。

パテ処理中の1階。

すでに2階は紙クロスをあらかた張り終え、DIYしっくい塗装がはじまらんとしています。

一枚、グレー色のところがありますが、ここはマグネットボード。

吉野石膏のFeボードです。気づけばここ数棟、連続してこのボードを発注している気がします(笑)

畳一枚の大きさで1万円を超える高額な建材ですが、マグネットボードのニーズは非常に高いものがあるんですね^^

鉄板がはいっているわけでもなく、大工さんでも加工が容易ですし、細かい造作も必要ないので、施工者側からするとありがたし。

ここから約1か月。建築主Tさんの奮闘に期待しましょう。

IMG_7282紙クロスを張った状態の2階。

「これで仕上げ」としても良いほどですが、ずっと暮らす自宅です。

しっくいによりあらたな機能がプラスされるので、愛する妻子のため、Tさん、とことん頑張ってください!

IMG_7280

IMG_7319 IMG_73182019.11.12 Reborn塩原

 

 

 

長野市高田・庭付き駐車場付きテラスハウス賃貸

IMG_7365長野市高田のテラスハウス完成見学会の初日が終了。

明日も10:00~17:00開催しています。

Rebornとしては初の試み、「賃貸経営者」を対象とした見学会です。

もちろん入居希望者の方も内覧可能なので、高田周辺に暮らしたい、引越したい方も大歓迎です。

「室内がとっても静か」

「なんか不思議。全室20℃であったかい♨」

「こんなアパートだったらほかのアパートに引っ越せなくなりますね」

などのご意見をいただきました!嬉しい限りです^^

 

IMG_7362元あった危険なブロック塀は、通学路ということもあって、市の助成金を戴きながら解体し、

ウェスタンレッドシーダー&長野県すぎACQ加圧注入材にて一新されました。

一気にラブリーな外観に変身。通りすがりの車・通行人からの視線を感じます(笑)

オーナーさんからは「何か塗装したほうがいいのでは?」と聞かれましたが、あっさり「このままでよいのです!」と返事をしました。レッドシーダーは数年でシルバーグレイ色に経年変色し、なかなか腐るに至りません。信じてください!

 

IMG_7355視線をかわすためにH1.5mとけっこう高いウッドフェンスとなりました。

これだけ高いと台風時など強風に対する転倒対策が必要となります。

今回は超がつくほど長いホールダウン金物をダブルで用いて、基礎コンクリートとアンカーボルトを介して連結しています。

こりゃなかなか倒れませんぜおとっつあん(笑)

ボルト、ナットもステンレス製でダブルナット。

ホールダウン金物は木造軸組み工法の通し柱なんかで使うものを流用し、当然ながらメッキ処理されておりなかなか力強い。

台風よ、かかってきなさい!

 

IMG_7387「ちょっとゆったり、一人暮らしでもよさそう」

という意見もありましたが、確かに!^^

また一方、

「市街地へのアクセスがよいので、事務所としてでもいいかも」

う~ん、確かにあり得る!

応接用にテーブルを設置しましたが、B棟は少しLDに余裕があるのでソファー置けますね。

 

IMG_7367陽当たり良好。B棟は家庭菜園もできるちょっとしたお庭付き。しかも巨大なクローゼット付き。

でも個室は寝室×1のみです。

対してA棟は寝室と子供室を想定した4畳半の2部屋があります。

A棟は駐車場からのアクセスがよく、外部物置も駐車スペースから至近ですが、お庭はありません。

見学会終了と共に入居者募集をするんですが、

果たしてどんな方が住まわれるのかとっても楽しみです。できれば光熱費の実測に協力してもらえるとありがたいのですが・・・(笑)

冷暖房は2.8Kの壁掛けエアコン×1台です。

実測値と計算値にそれほど開きがないことが確認できれば、これからの賃貸は、「電気代込みの家賃設定」なんていうものあり得ますね(^_-)-☆

2019.11.9 Reborn塩原

 

11/12追記

見学会は終了いたしました。A棟は入居者が決まりました。B棟は入居希望者募集中です^^

おおきな欅の下で♪

IMG_7243快晴でしたが風が強かった( ノД`)

松本市での新築は今年3棟目。

長野市より朝早起きの大工さん達(7名)、遠方ありがとうございました。

長野市在住のKさんは直接見ることが叶いませんでしたが、無事の上棟、ホントおめでとうございます!

リボーンにとっては久しぶりの4寸角ひのき柱。さすがに頑丈な感じがしますね^^

もともとご実家の畑だった敷地を農地転用し宅地化。道路よりだいぶ低かったのでL型擁壁&盛土の大造成を実行しました。

水路をまたぐ申請をしたり、土地を複数分筆したりと大変なコース取りでしたが、ようやくここまで来れてほっとしています。

 

IMG_7251隣地ですが、おおきなケヤキの樹が2本あり、紅くなりつつあります。

南面には大きな窓が並びますから、この樹を見ながら、あるいは畑を眺めながら生活できるという贅沢な立地です。

陽当たりのたいへん良い敷地条件を利用して、2階の屋根上にはラテント太陽集熱器を設置予定で、給湯エネルギーのほとんどと、さらにお湯エネルギーが余れば、冬季は温水暖房(パネルヒーター)に利用します。どのくらい暖房に回せるか。それがとても重要なのですが、私の試算では暖房エネルギーの30%程度は行くのではないかと考えております。

 

IMG_7271あっという間に工事は進み、午後3時頃にはご覧のように屋根が形成されました。

先週末D.I.Y.塗装していただいた破風材もご覧のように取り付いています^^

明日より屋根工事が始まりますが、ちょっとここで告知を。

Rebornでは定番の屋根材=ディプロマットですが、関東地方を中心に被害が出た台風15号の影響で、かなり品薄になっているようです。

強風や竜巻で屋根がかなり被害が出たということは報道されていましたが、リフォームで重ね葺きに対応するディプロマットがけっこう使われているとのこと。

今後建てる方々に影響しなければよいのですが、代替え材を検討しておかなくてはならないかもしれません。

IMG_7145場面変わって塩尻市では6帖の小屋を増築し、ついに完成の日を迎えました。

Rebornの創業時からレギュラーメンバーのひとりである内装業・平岩さんの自宅の増築です。

これまで彼は自宅を事務所兼倉庫としていましたが、1年程前から限界点を迎えていました(笑)

家の中至る所にクロスやクッションフロアの在庫材料、道具やカタログ、サンプルが・・・( ;∀;)

ようやくなんとか6帖の物置兼作業場をつくることができました。

 

IMG_7147ついでにといってはなんですが実験を試みました。

あらたなる外壁材の採用です。

いつものレッドシーダーざらざら仕上げではありますが、目地タイプがNEW!

「スマートライン」と呼ぶらしいのですが、5mm程の細いラインが入ります。

うむ。なかなかカッコヨイではないか。

 

2019.11.7 Reborn塩原

 

松本市Q1.0住宅、土台敷き

IMG_7137本日は長野県のまんなか、松本市へ。

いや~、今日はぴか一の天気でしたね。まさに小春日和。

日中は20℃をちょっと下回る感じで、動いているとちょうどいい。おかげで昼飯が旨いウマい(*´з`)。

天気予報では、「-」(氷点下)がちらほら。いよいよ冬かな。

上手に昼間の日射取得をして、夜間窓からの放熱を妨げると、キューワン住宅ではこの時期まだ暖房いらず。

それにしても雨が降らない・・・。ちょっと怖いくらいですが、今週はここ松本で建て方が予定されています(塩原の生まれ故郷は松本です)

今日は土台据付を。1年ぶりの4寸角ひのき土台。

 

IMG_E7120土台の継手(つぎて)はオスメスがあって、こちらは当然オス。

こちらひっくり返っていますが、確かにオスです(笑)

目が詰まった(年輪が混みあった)非常にいい材木です。

腰かけ鎌継ぎ(こしかけかまつぎ)

土台は基礎とアンカーボルトを通じて固定されるのですが、古来はコンクリートの基礎はなかったはず。

土台は石垣の上に置かれるような恰好でセットされていました。ですから土台同士が接続されるところは容易にズレないよう、抜けないように工夫されてきました。

その伝統的な継手がこの”腰かけ鎌”。オスメスがパズルのようにぴったり合わさり一体化します。

 

IMG_E7123こんな形状になっているところもありました。

大工さんはじめ建築関係者たちは見慣れていますが、一般の人は見ることはそうはないでしょう。

最終的に家の中に見えてくるものは皆無ですが、どの家にも必ずはず。

昔は大工さんがノコギリとノミを使ってこれらを加工していたもんですが、いまやほとんどが機械で自動制御され加工します。

だからこのようにカーブを描く形状になっているんですね。

機械加工がダメだといっているんじゃありません。むしろ精度はやはり機械の方が上。

近年ではだんだんこうした木のパズルではなく、ボルトや金物で固定する方法も増えてきました。

材木の端部は、ほかのどの国よりも日本の軸組工法は美しく強いと感じています。

 

IMG_7130連休中、破風(はふ)となる材木もあらかじめ建築主のKさんに塗装してもらいました。

現場に運び、天日干し。はふ君も気持ちよさそうです^^

長野県産すぎ材、キシラデコール・ウォールナット2回塗り。

この家も長野県の材木をふんだんに用いてつくってゆくことになります。

あまたある工務店、ハウスメーカーよりRebornを選んでいただいてありがとうございます!

5年前の創業時には、これほどまでに新築工事を請け負うことになろうとは思ってもみませんでした。

きっとQ1.0(キューワン)住宅は世の中にだいぶ認知され、広まりつつあるのではないでしょうか。

 

IMG_7183端材は薪ストーブ・薪風呂ユーザーへおすそわけしています。
Rebornに引き取りに来ていただければ、どなたでも無料でお分けしています。
木ってすごいですよね。燃やすと熱が出て暖をとったりお湯にしたしもできるんですね。

無駄が全くでない素材って世の中にないのではないでしょうか。

2019.11.5 Reborn塩原

 

賃貸アパートをRe-Born!

【高画質】リホ゛ーン様3ol長野市鶴賀の完成見学会の初日が終了。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

ところでラグビーのワールドカップ決勝戦が終了しました。

今日の決勝戦を含め数試合をTV観戦しましたが、「ゲームプラン通りに」という言葉を、解説者や選手の口からたびたび耳にしました。

スポーツ全般そうなんでしょうが、過去のデータをもとにゲーム展開を読み、さまざまな作戦・手法を検討し、ゲームプランをあらかじめ立て、チームとして意思統一して臨むんですってね^^

個人の能力が抜群に高い者たちの中にあっても、です。

どうやらその場の成り行きや状況に応じて、では絶対によい試合ができないようです。

ゲームプランはいわば設計か。

新築、リフォームも当然ながらゲームプランを立てるわけで、あらゆるシミュレーションを行い、最善策を取捨選択。いい設計なくしてよい家はできません。

「規律」という言葉も試合中、解説者の方が度々口にしていました。

設計も規律だらけです。

 

それにしてもラグビー観戦は疲れます。

スクラムを組む場面ではこっちもグっとリキみますし、タックルを受ける場面は反射的に腹筋を収縮させている自分がいます(笑)

 

ところで2週連続で見学会を開催します。

先日のブログでも紹介しましたが、来週末の11/9,10は長野市高田北条の平屋アパート、2棟の長屋です。

Rebornが手掛ける賃貸住宅、ちょっと面白そうじゃありませんか?

アパート経営をすでに行っている方、これからやってみようと考えている方、あるいはここを借りて住んでみたい方にぜひご来場いただきたいと思います。

 

 

DSC_0120-1 DSC_0103-1 DSC_0073-1 DSC_0060-1 DSC_01662 DSC_0044-1 DSC_0040-12019.11.2 Reborn塩原

 

今年最後か。完成見学会が目前。

外観2どうでもいい話から始めますが、わたくし、NHKのブラタモリを好んで観ています。

タモリさんはどうしてあんなに色々なことを知っているんでしょうか?

加えてするどい観察・洞察により、地元ガイドさんらの質問に対してもことごとく正解。

最近めっきりTVに映らなくなった元SMAP草彅君の語りも、番組の雰囲気とまことにあっていてよい。

少し控えめにタモリさんに同行している林田アナウンサーも、時折でてしまう”天然”でさえもスパイスになっている。

今年は大河ドラマを視聴しませんでしたが、気づけば塩原、NHK番組ばかりを録画してみています。

IMG_6958-1さて、気を取り直して。

今週末は長野市鶴賀で完成見学会を開催します。

今回は駐車場の関係で、ご予約の方を優先してご案内いたします。

なかなか「じゃんじゃん来ちゃってください!」っていう状況の現場ってありませんね・・・。

当日予約なしでご来場の方も、徒歩や自転車、あるいはお近くのコインパーキングなどに駐車していただければ、もちろんご内覧いただけます。

まさか施主がやったとは思えない内装の仕上がりになっておりますので、ぜひたくさんの方に観てご批評いただきたいと思っています。

お施主さんは当日現地にいないと思いますが、もしかしたら紛れ込んでいるかも(笑)

現地には車が最大でも4台しか停められません。午前11:00~12:00、午後2:00~4:00あたりは、経験的に集中してしまうことが多いので、少しゆったりとご覧になりたい方は、朝いちばんか、お昼前後がねらい目です。

 

IMG_6961-1外装素材はRebornの定番でまとまっていますが、バルコニー(いわゆるベランダ)がありません。

総2階建てに近い形状は、耐震等級3を容易にクリア。合理的な工法や施工性の良さでコストダウンしています。

その分一般的な住宅に比べて、耐候性に優れた素材を用い、軒の出を大きくとることにより、メンテナンスコストにもかなり配慮しています。

特筆すべきはやはり断熱性能か。

床と外壁に付加断熱を施し、室内と屋外の温度差が大きい季節は、その違いがはっきり分かります。

長野市はようやく暖房シーズンに入ったばかりで、日中は暖房をまだ点けていない家庭が多いと思います。

この家では1階と2階に各1台ずつの壁掛けエアコンで暖房しています。

名だたるハウスメーカーは、Z空調とかダクト式セントラルエアコンが主流のようですが、Ua値0.3前後になってくると、それほどリキまなくても開放的な間取りだったり、寝る前までドアや引き戸を開けておけば、小さな容量の壁掛けルームエアコンでも全館冷暖房が可能となります。

温水パネルヒーターによる輻射熱暖房の快適性には劣るものの、断熱性能を高めたことでかなりいい線いってると思います。

問題は風切り音か。それと乾燥かな。温風による対流式暖房のサガではあります。

IMG_6977-1サッシはシャノン樹脂サッシ。

ガラスはアルゴンガス入りのLOW-Eペアガラス。

南面の最大の窓のみトリプルガラスとしています。

定説では、南面の直射日光が入るガラスは日射取得が期待できるため「ここはペアガラスに必ずしましょう」というのがありますが、

共働きで日中窓はカーテンあるいはレースで覆っている、南面のデッキテラスに洗濯物を干したいので屋根をかけたい、などの要望があり、

夜間ガラスから熱が逃げる→窓のそばが寒い、ということを避けるために、トリプルガラスとしガラス表面温度をたとえ0.5℃でも上げたい、とする考え方もアリだと思っています。

もちろん最近では全面的にトリプルガラス入りの樹脂サッシを採用するケースもあります。

ここ長野市はいわゆる4地域と呼ばれる、まあ寒冷地の中でもせいぜい-5℃くらいまでだよね、という地域では実はトリプルガラス、あまりコスパが良くありません。

ここよりももう少し寒い地域=3地域で、最低気温が-10℃前後になる地域ではトリプルガラスの採用をおすすめしています。

 

IMG_6964-1玄関ドアはガラスがないのがRebornでは標準で、その代わりオリジナリティー溢れる材木を貼って、あるいは塗装を施しています。

ゆえに玄関入ってもかなり暖かい。玄関ドアは選定を誤るとけっこう熱が逃げているんであります。

今後はヘリンボーンや斜め張りなどと、建築主の志向がエスカレートしてゆくのではないかと予想しています。

ああ、そういえば、軒裏にパインという羽目板を貼っています。

ぐっと木の家っぽい雰囲気が増しますね。

別荘地などではキツツキが穴をあけまくるので、木の軒裏は採用がなかなかできません。

しっくいの外壁に軒裏パイン、やっぱり憧れではありますよねー^^

 

IMG_6979-1室内LDKは対面式キッチンとせず、壁付のキッチンにアイランドカウンターを。

グリーンが入るとグッとくる感じです。

見学会当日は少し雑貨で飾り付けをしてみます。

18帖のLDKでフローリングは1階がオーク(なら)、2階は長野県産赤松です。

構造材である梁をあらわしにして、天井面もしっくいを。

北欧テイストといえばそうとも言えますが、やはりカフェスタイルか。

 

IMG_69841タイルや石を散りばめるのが昨今のインテリアのトレンドだと思いますが、

最近築40年~50年の住宅のリフォームやインスペクションを行うと、けっこうタイルや石が使われています。個人住宅はその人の個性をアピールできるのもいいですね^^

好きなものに囲まれて暮らす、というのは人生の悦びでもあるのでしょう。

断熱や耐震なんてものは目には見えませんので(本当はそのあたりがアピールポイントのRebornなのですが)、見学会当日は目に見えるものが解説の中心となります。

ところで、漆喰(しっくい)って実にいいですよね。

これほんとうに素人の方が仕上げたんですか?きっとそんな風に感じるハズです。

今回も施主DIYで、約5週間かかりましたが見事完走。そのすべてをご主人のMKさんの手で。

会場でお待ちしています!

(キーワードは「ブラタモリ」)

2019.10.31 Reborn塩原

 

インスペクションあるある

IMG_6883私のいっこした、昭和49年築・長野市の住宅インスペクションを実施しました。

建替え新築か? リノベーションか?

リノベならいったい¥いくらくらいかかるのか?

その判断材料とするための既存建物現況調査です。

屋根上、床下、小屋裏などをくまなく調査し、弱点、長所、問題点をあぶりだし、暮らしぶり、物品の量なども考慮しつつ、未来に向けた次の一手をアドバイスしてゆきたいと思います。

 

IMG_6751相変わらずの雨男ぶりで、あいにくの雨。

それでも足元をたしかめながら屋根の上へ。

50年近くにもなる陶器瓦ですが、寿命はまだまだな感じです。

しかし耐震上は不利とされる重い屋根。

大地震の際は建て物の振幅幅を大きくする要因ともなりますし、

瓦の落下は避難を妨げます。

”重い屋根”は、耐震上有効な壁が多く必要とされるのですが、開口部が多いため(詳細は構造計算をしてみないと分かりませんが)必要壁量は満たしていない印象。

IMG_6875屋根裏へ。

重い瓦を支える小屋組み材に傷み損傷はなく、とても丁寧に造作されています。

この家も建て替えだったようですが、棟木を支える柱=棟束(むなづか)の一部が塗装されているような材で、

おそらく旧家の床柱かなにかだったのでしょう、再利用されている様子です。

しかしながら断熱材は皆無。

厚さ数ミリの天井板で2階の部屋とこの屋根裏空間は仕切られています。

当然夏の2階はものすごく暑いわけでして、昭和49年といえばオイルショックの1年後なので、ちょうど断熱材も普及がすすんできたころだったはずですが。

 

DSCF7857床下へ。

一度水廻りを中心に大規模リフォームを実施したそうですが、間取りの変更に伴い配管位置の変更によるものでしょうか、基礎がけっこう破壊されていました。

「インスペクションあるある」なのですが、けっこう基礎は壊されています。

”過去、白ありが出て駆除した”、なんて場合も破壊あるある。

人が入れなければ壊すしかない、というのもうなずける話ではありますが、

建物の主要な構造体である基礎を破壊するよりは、床に点検口を設けるなどした方がはるかに安全な建物を維持できるのですが、

住みながらのリフォーム・修繕・シロアリ駆除だとなかなかそうもいかないのかも。

 

20191029222911-0001依頼主の方が探し出してきてくれた、この家を建てた時の写真をお借りしました。

この家を評価するうえでも大変参考になります。

 

大勢の人がその様子を眺めています。

昔は、大工さんだけでなく建築主の親戚やご近所の人も手伝って建て方が行われていました。

足場もないなかで通し柱を4本立てて梁をかけている場面。

 

20191029222928-0001かなり家の形ができてきました^^

現場に20人ほどはいるのでしょうか。

棟梁の大声が飛び、「せーのでもって」と掛け声が聞こえてきそうです。

時折アブナイ場面もあったりして、ある種のお祭り的な雰囲気だったか。

※「せーのでもって」は長野県の方言?

やっていることは現代の建て方とまったく同じですが、足場なし・人力のみでどうやって組み立てるのか、もかなり重要な設計ポイントだったかと想像します。

 

20191029223008-000120191029222950-0001重~い材木をロープで引き揚げる場面も記録されていました。

小屋梁(こやばり)と呼ばれる松の丸太材です。

じわじわと地上から2階へ。2階からさらにその上に引き揚げられ、屋根裏に据え付けられました。

じわじわと高いところに登ってゆく材木を眺めながら、人々の気持ちは高ぶっていったことでしょう。

千年以上もの歴史がある日本の木造軸組み工法。

つくり方が変わったといえばそうかもしれませんが、まったく変わっていないとも言えそうです。

 

20191029223031-0001誇らしげに木槌を振るう男たち。

それを眺める女衆、子供達。

家をつくるということはなんとドラマチックな出来事だったか。

簡単には壊せない、そう感じてしまうのもいたしかたありません。

そうはいっても冬ちょー寒い、耐震不安も同居する複雑な心境。

家というものは単なる工業製品ではありませんので。

2019.10.29

Reborn 塩原